サンザシの樹の下で  
2017.05.25.Thu / 19:56 
「ネタバレ」あり。ご注意願います。






純粋に、真っすぐに、
お互いを想う二人。
しかし、二人を邪魔する、さまざまな障害。

社会が押し付ける価値観に盲目的に従い、
貴重な時間を無為に過ごし、
最後には死んでしまった青年。

少女が持つ淡い恋心の儚さと切なさ。
それ以上に感じたのは、
中国という国が持っていた不条理。
人を幸せにするための仕組みが
人を縛り、自由を奪い、
息を殺すように生きなければならない。

そんな不条理に哀れさを感じた映画。



農村学習で知り合った二人、ジンチョウとスン。
とても初々しくて、純情。
お互いの事を強く思いやる二人。
▽Open more.
* テーマ:映画感想 - ジャンル:映画 *
No.1492 / タイトル さ行 /  comments(0)  /  trackbacks(0) /  PAGE TOP△ 拍手する
2017.05.25.Thu / 19:53 
「ネタバレ」あり。ご注意願います。






他人を自由に操り、
意に沿わない者は処罰し、
世界の総てを奪おうとした男。

それは彼の心が、
決して満たさることがなかったからなのだろう。

影武者の目を通して描かれた暴君。
その暴君の不気味で底なしの欲望に恐ろしさを感じた映画。




否応なしに、
ウダイ・フセインの影武者を演じさせられたラティフ・ヤヒア。
誠実で、とても家族思いの男。
▽Open more.
* テーマ:映画感想 - ジャンル:映画 *
No.1491 / タイトル た行 /  comments(0)  /  trackbacks(0) /  PAGE TOP△ 拍手する
  この世界の片隅に  
2017.05.18.Thu / 19:48 
「ネタバレ」あり。ご注意願います。






右も左も分からずに嫁いだ先で、
懸命に自分の居場所を探した少女。

平凡だが普通に、そして平和に暮らしてきた。
しかし、戦争により、
様々なものを失った。
信じていたことは裏切られ、
価値観も変えざるを得なかった。
もう、世界は元には戻らない。

けれど、生きてゆく。
失ったものを、お互いに補いながら、
したたかに、たくましく。

そこに居るだけで、実はそこが自分の居場所。
最後には、そんなことに気付かされたのだろう。
少女を囲む人々の優しさ、たくましさ。
そして、少女の持つ生きる力。
そんな総てに気持ちが暖かくさせられる映画。



おっとりしていて、天然気味な、すず。
絵を描くことがとても大好きな少女。
▽Open more.
* テーマ:映画感想 - ジャンル:映画 *
No.1490 / タイトル か行 /  comments(0)  /  trackbacks(0) /  PAGE TOP△ 拍手する
  高地戦  
2017.05.18.Thu / 19:40 
「ネタバレ」あり。ご注意願います。






内通者を探して最前線に赴いた男。
けれど、彼が見た戦場の真実、不条理。

戦場では生き残ることこそのみが勝利。
それは軍の上層部には理解されない真実。
しかし兵士たちにとっては普遍的な事実。

だから、兵士にとっては、
戦時以外では敵はいないのだろう。
戦っている時以外であれば友好的にもなれるのだ。

しかし、すでに彼らはずっと以前に死んでいる。
多くの人を山ほど殺しまくったが、
今以上の地獄がないから、
ここで戦わされている。


どこかで見たことがあるシーンや、
どこかで見たことがある設定。
それでも、韓国の人々が経験してきたという事実が、
この映画の重さを増している。
フィクションが含まれているのかもしれない。
それでも、彼らが戦争を経験したという歴史が、
この映画に真実味を持たせている。


ただ、生き延びるために犯した罪。
しかし、それによって狂わされた彼ら。
戦争の不条理が心に重くのしかかってくる映画。
▽Open more.
* テーマ:映画感想 - ジャンル:映画 *
No.1489 / タイトル か行 /  comments(0)  /  trackbacks(0) /  PAGE TOP△ 拍手する
  たかが世界の終わり  
2017.05.11.Thu / 19:25 
「ネタバレ」あり。ご注意願います。






久しぶりに帰郷した息子。
そんな息子を前にして交差する家族の憎愛。

場を取り繕うが如く子供たちの話をする義姉。
自らの感情を素直に語る妹。
大人になることを諭す母親。
偽善を嫌い、弟を受け入れようとはしない兄。

最後には理解しあえぬまま別れた家族。
12年の年月を埋めるには時間が無かったのか?
いや、本音をぶつけ合わなければ、
前に進むことはできなかったのだろう。
しかし一応は、家族である彼らには、
それが難しかったのだろう。

家族故の愛憎。
そこにヒリヒリと痛みを感じた映画。



12年ぶりに帰郷した人気作家、ルイ。
それは、自分の余命が僅かであることを告げるために。
▽Open more.
* テーマ:映画感想 - ジャンル:映画 *
No.1488 / タイトル た行 /  comments(0)  /  trackbacks(0) /  PAGE TOP△ 拍手する

ご注意

ブログ内検索

全ての記事を表示する

プロフィール

ヤン

銀河英雄伝説名言録



present by 田中芳樹:徳間書店「銀河英雄伝説」

フリーエリア

FC2カウンター

フリーエリア

ブロとも申請フォーム

フリーエリア

CopyRight 2006 Heaven of the Cinema All rights reserved.