フィッシュストーリー
「ネタバレ」あり。ご注意願います。
果たして自分の想いは世界に届くのか?
自分の存在はあまりに小さく、世界は途方もなくデカい。
それでも挑み続ける彼らたち。
売れないと分かっていても自分の想いを込めてレコードを創る。
倒されると分かっていても、なけなしの勇気を振るい女性を助ける。
邪が栄えて正が虐げられている、
そんな事に疑問を持ちつつも正義の味方に成る夢を目指す。
そんな絶望に挑み続ける彼ら。
しかし、それが最後には地球を救うという思わぬ結末をもたらす。
この映画の題名は、フィッシュストーリー、つまりホラ話。
確かにラストの展開は、現実味には欠けるものの、
ホラ話として聞くと、とても楽しい。
そして、そこにはホラ話特有な夢もある。とても素敵な夢が、、
自分にとっての大きな存在に挑み続け、それが思わぬ形で大成する。
そんなことを信じて生きられれば、それはとても素敵なことだ。
そんな素敵な夢を描いたファンタジー映画。
異様にかっこいい森山さんと、
泣き顔も寝ている顔も情け無い顔も、妙にかわいい田部さん。
とても熱い生き様を魅せる逆鱗のメンバーたち。
それらも印象的な映画。
売れないということは分かっている。けれど、
俺達は自分たちの音楽が正しいと信じている。
だからプロデューサーに逆らってでもレコードを残す。
この曲はスッゲーイイ曲だ、だから誰かに届けたい。
届けよ、誰かに。頼むから。
そんな想いが創った空白の一分間。
その空白を肴に酒場で交わす夢の会話が楽しい。
- [2010/02/09 22:17]
- タイトル は行 |
- トラックバック(0) |
- コメント(0)
- この記事のURL |
- TOP ▲
スター・トレック
「ネタバレ」あり。ご注意願います。
あのスタートレックが帰ってきた。
それも、カークたちの前日談という形で。
あのスタートレックの登場人物の若き姿を、
想像以上の形で見事にまで再現。
あれは、まさに彼ら。
それだけでも素晴らしい。
製作サイドが目指したのは、
スター・トレックのファンにも
スター・トレックを知らない人にも面白い映画を目指す、
との事である。
確かにトレッキーで無くとも楽しめる映画であり、
トレッキーならば、より楽しめる映画となっている。
そして、これが単なる前日談ではないという、嬉しい驚き。
見ていて本当に幸せな時間を過ごせた映画。
無鉄砲で常識に囚われない考え方をする、判断力と統率力に優れた男、カーク。
友情に厚く、しかし、へんなこだわりを持ち一言多い男、マッコイ。
論理を重んじるが、人間の感情の価値をも知る男、スポック。
そんなお馴染みの彼らが、若き姿となって帰ってきた。
似ているのは容姿ばかりではない。性格や言動も、まさに彼ら。
- [2010/02/09 21:27]
- タイトル さ行 |
- トラックバック(0) |
- コメント(0)
- この記事のURL |
- TOP ▲
プール
「ネタバレ」あり。ご注意願います。
もっと自分に適した場所があるのかもしれない。
もっと自分が住みやすい場所があるのかもしれない。
しかし、自分はココが気に入ったのだ。
ここにある、空気、水、食べ物、そして共に住む人々。
ここにある全てが気に入ったのだ。
だから、ここで暮らしていると、とても安心できる。
死ぬことも怖くは無い。
いつの日か、
その日が来るまでは穏やかに暮らすことができる理想の場所。
彼らが見つけた終の棲家、安住の地。
自然の成り行きで、たどり着いた自分の住処。
なぜ、彼らはそんなにそこが気に入ったのか?
そんな場所を見つけることが出来た人々のとても自然でシンプルな心情。
そんな人々の心根が嬉しい映画。
さよさんは、学生時代に母親と別居した女性。
そんな、さよさんが、タイにいる母親に会いに来た。
恨み辛みを言うためではないのだろう。
母親をもっと理解したい、そう、考えたように思える。
しかし、自分を捨てた母親が養っていた子供、ビー。
自分の母親にとって、ビーと自分とどちらが大切なのか?
さよさんは、それを考えずにはいられなかったのだろう。
- [2010/02/02 22:13]
- タイトル は行 |
- トラックバック(0) |
- コメント(0)
- この記事のURL |
- TOP ▲
ハリー・ポッターと謎のプリンス
「ネタバレ」あり。ご注意願います。
原作は未読です。
遂に明かされるヴォルデモートの秘密。
秘密裏にホグワーツで進められる、密命を受けたドラコの陰謀。
そんなダークな展開とは裏腹な学園生活、三角関係。
陰と陽がはっきりと分かれた映画。
この映画単体で見てしまうと、あっさりとし過ぎているのものの、
シリーズ作品として、そして最終章への序曲として見ると結構面白い作品。
次回作が待ち遠しい映画。
このシリーズ作品を通して、個人的に気になっていた点がある。
一つには、ハーマイオニーって、やはりロンのことが好きなのか、という事。
その疑問に対して、今回は明確に答が得られた。
ロンもハーマイオニーが好きなのだろう。
しかし、多分そんな自分の気持ちにロン自身が気付いていないのだろう。
それは、思春期の男にありがちな鈍感さ、故なのだろう。
だから、ハーマイオニーを傷つける行為も簡単にやってしまうのだ。
そして勘違いによるグディッチでの大活躍。
この辺りも、実にロンらしい。
思うに、映画のこの部分は、学園物や青春物として楽しいのではなく、
シリーズを見続けてきた人にとって、
彼らの成長が微笑ましくも楽しいのであり、
彼らに愛着が無い人や、このシリーズを見ていない人には、
結構、ついていけない所はあるのかもしれない。
- [2010/02/02 21:03]
- タイトル は行 |
- トラックバック(0) |
- コメント(2)
- この記事のURL |
- TOP ▲
赤い文化住宅の初子
「ネタバレ」あり。ご注意願います。
夢も捨てた。希望も捨てたはずだった。
しかし、心の底で捨てきれずにいる想い。
父親に捨てられた。母親には死なれた。
貧困な生活にあっては、
他人が示す中途半端な優しさも、かえって毒。
なぜなら彼らは、まったく別な世界に生きている人々だから。
そんな生活にあって、自らの希望は捨てたはずだった。
なぜなら、叶うはずの無い夢を見て、傷つくのは嫌だから。
しかし、捨てられずにいる希望。
それは、家族が彼女に与えた愛情の故なのだろう。
最後には自らの夢を真っ直ぐに見つめることが出来た少女。
過酷な境遇にあってさえ、夢を見る力を取り戻した少女を描いた映画。
赤い文化住宅に住む、初子。
父親には捨てられて、母親には死なれて、
兄と二人きりの貧しい生活を送る中学生の女の子。
本当は三島君と一緒に高校に行きたかった。
けれど、初子は、兄の言うままに高校行きを諦めるしかなかった。
- [2010/01/28 22:49]
- タイトル あ行 |
- トラックバック(0) |
- コメント(0)
- この記事のURL |
- TOP ▲