ONCE ダブリンの街角で 

「ネタバレ」あり。ご注意願います。


人生は
まだ知らないあなたに出会う為に
あるのかもしれない



自分が生きている世界に存在する様々な流れ。
情熱、才能、恋人に対する想い、そして人生そのもの。
音楽を通して、それらが出会い、交わり、そして別れてゆく。
その出会いの中で産み出された音楽。
それは、かつてそこに存在した、様々な流れの結晶。
今は遠く離れても、確かにそこに存在したもの。
恋人を追いかけるのをためらい、止まっていた男の時間。
夫と別居し、見えなかった女の未来。
素晴らしい出会いが彼らの人生を再び動かし始める。
別れてしまったとしても、心にはいつまでも残るのだろう。
人々の出会いと交流、その素晴らしさを描いた映画。



ダブリンの街角で出会った男と女。
ともに、愛していた人とすれ違い、いつの間にか、離れて暮らしている。
求めていたのは、きっと、新しい出会いではなく、やり直すきっかけ。
同じ後悔と想いを抱えているからこそ、出会うことが出来た二人。

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ワルプルギスの夜 

「ネタバレ」あり。ご注意願います。




出生率が低下したのは何の為?
それは住宅事情の為なのか?
はたまた、結婚しない若者の増加の為?
それとも育児以外に人生の楽しみが増えたから?
いいえ、それは、愛の問題。

家庭を持ちながらも自らの若さを保つ為、
愛する者の子供を堕してしまった女性。
かたや、結婚できなくても、
愛する者の子供を求めた女性。
まあ、この映画に描かれたほどに、
単純な問題ではないのかもしれませんが、
それでも現在に通じうる題材を描いた古典の映画。
そして、若き日のイングリッドバーグマンが美しく輝いている映画。
されど、厳しい言い方をすると典型的な昼メロドラマ。

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笑う大天使 

「ネタバレ」あり。ご注意願います。




私が大好きな川原泉さんの漫画が原作の映画です。
だから、期待半分、不安半分で劇場に足を運びましたが、
ほんわかとした、不思議なテイストの漫画と比べ、
展開が目まぐるしい、コメディタッチの映画でした。
狙いは悪くはないのと感じましたが、
ただ、演出的に細かな点を大事に映画を作成すれば、
もっと面白くなったと思います。
非常に残念な映画でした。

お嬢様学園に通う3人の娘たち、史織さん、柚子さん、和音さん。
しかし、実は心の中にエサの要らないネコを飼う三人娘。
なぜだか、突然手に入れた不思議な力で、
国際誘拐犯人グループから、誘拐された学友を救うべく戦いを挑みます。
この映画の見所はなんといっても、戦う三人の姿。
時にりりしく、時にかっこよく、時におちゃめ。
演じている3人の女優さんたちも、
生き生きしていて、とても楽しそう。

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嗤う伊右衛門 

「ネタバレ」あり。ご注意願います。

ストーリーや登場人物の心情の変化で見せる映画というよりは、
人間がいかに他人とかかわっていくのか、
人が人をどう想うか、それをどう受け入れるのか、
そういった人間関係そのもので見せる映画という印象がしました。
1人の人間への感情が、さまざまな想いとなって密やかに混在する、
そんな不思議な印象をもった映画でした。


父を殺して以来、笑わない伊右衛門。まさに世捨て人。
外界から隔てられた蚊帳の中こそが、唯一の居場所。

顔の半分が崩れながらも、それを隠さないお岩。
とても強く、正しく、美しい。

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WATARIDORI 

「ネタバレ」あり。ご注意願います。

圧倒的な美しさ
どの画面を取ってみても、絵画のように美しい。
そして、この映画は、いったいどのようにして撮影したのか?
奇跡の映像とはよく言ったものだ。
絵の構成、構図がとてもいい。

冬の海、夏の砂漠
春の小川、秋の夕暮れ。
美しいだけではなく、
自然の厳しさも同時に捉えている。
確かに、この映画にはストーリーはない。
しかし、画面一つ一つには厳しくも美しいドラマがある。

仲間からはぐれた鳥の行く末。
人間に撃ち落とされる鳥の群れ。
今にも巣を壊されそうになっている雛鳥。
冬の厳しさの中を、ひたすら立ち続け、耐える鳥たち。
絶壁から、大海原に飛び込む雛たち。

そして、鳥たちの生き抜く命の力強さ。
羽ばたき一つ一つは、彼ら自身の生への祈り。
あんなに小さな体、それでも飛び続ける。
自分たちが生きる場所を目指して。

大画面で見るべき映画。