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タイトル は行 の記事一覧
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  ボーダー 二つの世界  
2020.02.06.Thu / 21:48 
「ネタバレ」あり。ご注意願います。






普通とは何か?
他人と違うということには、
どのような意味があるのか?
そして、人間らしく生きるということは、、、

自身の出生の秘密を知った女性。
自分が何者か知る事ができた喜び。
同胞に出会えた嬉しさ。
しかし、同時に直面する厳しい現実。
父親は自分を騙していた。
対立する同胞と人間。

直視できないような、グロテスクなシーンの数々。
しかし、そう感じてしまうことが、
彼らとの間には境界が存在していることを如実に物語る。
綺麗ごとを言っても共存は難しいのだろう。

人間として育てられ人間社会にもなじんできた。
価値観も人間に近い彼女。
しかし、人間社会に居られる場所は狭い。
彼女を理解できる人間はいない。

最後に得た新しい命。
果たして彼女はどちらを選ぶのか?

突きつけられた限りなく冷たい現実。
そんな冷たい現実が心を捉えて離さない映画。



人間として育てられた女性、ティーナ。
しかし彼女は人間とは違う存在。
その特異な能力を使い、
人として働き、社会に貢献してきた。
隣人や養父、夫とも上手に付き合ってきた。
しかし、自分は他とは違うという思いが頭から離れない。
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  ブルーアワーにぶっ飛ばす  
2020.01.23.Thu / 18:55 
「ネタバレ」あり。ご注意願います。






本当は好きだった。
甘えたかった、優しくして欲しかった。
けれど、そんな自分を認めたくはなかった。
認めてしまえば生きていけなかった。
だから突っ走ってきた。
そして、心のバランスを取るために、
親友が必要だった。

状況が良くなったわけではない。
これからも走り続けるしかない。
けれど、親友は、もういらない。
それは、自分が好きなものを、
好きと認めることができたから。


親友からの卒業。
会えなくなっても、
親友は、その卒業を喜んでくれるだろう。


別れの寂しさと居場所を見つけた安堵感。
彼女の最後の笑顔が輝いて見えた。
そんな彼女と、どこまでも、
ぶっ飛ばしたくなった映画。





30歳でCMディレクターをしている夕佳。
泳ぎ続けなければ溺れ死ぬ。
働き続けなければ死んでしまう。
故郷を否定し、夫とは疎遠、子供も持たない。
それらに心を許せば自分の心が折れて止まってしまう。
総ては働き続ける為。
産休から戻ってきた同僚の作品には失望した。
止まれば総てが失われるのだ。
それは強迫観念に近い思いなのだろう。
しかし、その思いには無理がある。
だから不倫に走る。深夜まで酒を飲む。
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  ブレードランナー 2049  
2020.01.09.Thu / 10:23 
「ネタバレ」あり。ご注意願います。






人は如何にすれば平穏な気持ちで
明日を迎えることができるのか?

与えられた他人の記憶。
プログラムされた愛情。
人工的に生み出された自分の命。
それらは限りなく本物に近い偽物。
しかし、そんな事実に目を背ければ、
平穏に生きてゆくことも可能であった。

けれど気付かされてしまった、本当の自分の願望。
ならば、どうすれば良いのか?

それらは与えられるものではないのだろう。
自らが望み、決断し、行動をする。
その結果、えられた至福。
自分が遺すことができた喜び。

そんな喜びが胸に残る映画。


前作同様なテーマが扱われているものの、
ずいぶんと分りやすい。
前作の雰囲気も持ちつつ、
新鮮に感じられる場面も多い。
続編と呼ぶに相応しい映画。




レプリカントでブレードランナーを生業としているK。
ブレードランナーと呼べば聞こえはいいものの、
旧型だが同胞とも呼べる存在を抹消する汚れ仕事。
諦めているのか、妥協しているのか、
そんな状況を受け入れているK。
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  日日是好日  
2020.01.02.Thu / 21:37 
「ネタバレ」あり。ご注意願います。






頭で考えて身に着ける知識もある。
けれど、繰り返し練習し体に染みこませ、
長い時間を掛けて、
実感できる教えもあるのだろう。
そして、辛抱強く時間を掛けなければ、
価値がなくなってしまう教えもあるのだろう。

日日是好日
同じ日々が続くように見えて、
しかし、今日という日は二度と来ない。
目の前にいる人、目の前にあるお茶、
目の前にある自然や掛け軸。
それらは日々変わっていく。
だから今日という日を大切に。
そんなことも時間を掛けて実感しなければ、
本当に分かったとは言えない。

形から入り、その神髄を実感する。
長い時間を掛けてじっくりと実感する。
まさに日本の文化の神髄を魅せられた映画。

樹木希林さんの一言一言が、
彼女の遺言のように感じられる。
厳しくも優しい茶道の師匠が本物のように見える。
樹木希林さんの懐の深さも実感できる映画。




大学生である典子。
将来、自分が何をしたいのか、
まだ、目標が見つからない女性。
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  パッション  
2019.12.26.Thu / 19:08 
「ネタバレ」あり。ご注意願います。






本映画は、新約聖書の記述を忠実に再現した映画だそうですが、
下記の文章は純粋に映画の感想であることを、ご理解願います。


イエスの最期の12時間を描いた映画。
そして、イエスの受難に対して、
人々が取った行為を描いた映画。

全編に溢れんばかりの残虐なシーン。

総ての罪を背負うことなど出来ないと誘惑するサタン。
最後まで共にすると誓った使徒がイエスを知らないと叫ぶ。
裏切る使徒、絶望する使徒、
しかし、最後まで寄り添おうとした使徒。
見知らぬ男が最後にはイエスにシンパシーを感じる。
保身に走る総督。
虐待と屈辱を続ける総督の部下たち。
しかし、そんな総督の部下の中にも、
イエスに心を開く者もいた。
罵声を浴びせる群衆たち。
しかし、水を与えようとする女性。
最後までイエスを支えようとした母親と信者。

父よ、どうか彼らをお赦しください。
彼らはしていることが分からないのです。
想像を絶する苦痛の中でさえ、
苦痛を与える者たちの赦しを請うイエス。

そして、この映画から残虐さを感じ、
その残虐な行いに反感を持つのであれば、
彼らが何をしているのか、理解はできるだろう。

人の持つ残虐性の恐ろしさ、人の心の弱さ、
しかし、慈悲の心を持つのも同じ人。
そんな複雑な人間の存在が心に残った映画。
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