2012.09.13.Thu / 11:06
「ネタバレ」あり。ご注意願います。
嘘ばかりの人生
しかし
すべての嘘は一つの真実のために
凄腕の詐欺師。
嘘で塗り固められた、彼の人生。
それは、すべては愛する人のため。
愛する人に安心を与えたい。
裕福な生活を提供したい。
幸せと喜びを与えたい。
その為に詐欺を繰り返す男。
そんな男の悲劇。
けれど、この映画はコメディなのだろう。
演じる二人の芸達者ぶりが堪能できる映画。
自分に正直に生きる。
そう心に決め、ゲイと詐欺の道を進む男、スティーヴン。
そして刑務所で出会った運命の人、フィリップ。
スティーヴンは、多才な男なのだから、まともに働けば、
そこそこに成功し、ささやかだが幸せな生活が送れただろう。
けれど、それには満足できなかったスティーヴン。
根っからの詐欺師だからかもしれない。
けれど、幼き頃に母親に捨てられたというトラウマからか、
恋愛対象に過剰にサービスをしてしまう男なのだろう。
一途にフィリップを思い続けるスティーヴン。
それ故に道を踏み外し、再び詐欺と脱獄の道を突き進む。
その姿が可笑しくも、微笑ましいし、哀れですらある。
なぜなら、得られないと勘違いしている物を懸命に追いかけているように見えるから。
本当は、すでに得ているはずなのに、、、
そんなスティーヴンを、この人がまさに適役のジム・キャリーが怪演。
しかし、それ以上の怪演を見せてくれたのがユアン・マクレガー。
まさに、恋する乙女を感じさせてくれた、その目の輝きには脱帽。
演じる二人の芸達者ぶりが堪能できる映画。
そこそこに成功し、ささやかだが幸せな生活が送れただろう。
けれど、それには満足できなかったスティーヴン。
根っからの詐欺師だからかもしれない。
けれど、幼き頃に母親に捨てられたというトラウマからか、
恋愛対象に過剰にサービスをしてしまう男なのだろう。
一途にフィリップを思い続けるスティーヴン。
それ故に道を踏み外し、再び詐欺と脱獄の道を突き進む。
その姿が可笑しくも、微笑ましいし、哀れですらある。
なぜなら、得られないと勘違いしている物を懸命に追いかけているように見えるから。
本当は、すでに得ているはずなのに、、、
そんなスティーヴンを、この人がまさに適役のジム・キャリーが怪演。
しかし、それ以上の怪演を見せてくれたのがユアン・マクレガー。
まさに、恋する乙女を感じさせてくれた、その目の輝きには脱帽。
演じる二人の芸達者ぶりが堪能できる映画。