BRAVE HEARTS 海猿  
2012.10.18.Thu / 23:18 
「ネタバレ」あり。ご注意願います。




海に灯された滑走路
それは
皆が全力で灯した
希望への道標


確かにワンパターンなストーリー展開だろう。
そして、ラストは有り得ないほどに、ご都合主義的だ。
それでも、私は、この映画が大好きだ。
なぜなら、羨ましくも嬉しくなるようなものが沢山詰まっているからだ。

わずかでも希望がある限り絶望はしない。
現実は厳しい。けれど、諦めたら手に届くところも届かなくなる。
そして、自身の仕事に対する誇りと揺るがない決意。

人命を助けたい、その志の元に団結する人々。
自分が出来ることを精一杯やり遂げる。
目の前にある困難に力の限り挑戦してゆく。
戦っているのは俺だけじゃない。
人と人との絆が困難に挑む勇気を与えてくれる。

自分の事しか考えない人が多すぎる今の社会は生きるには辛すぎる。
けれど、本当は、この世界もまんざら捨てたものではないのだ。

とても真っ直ぐな映画。
そして、羨ましくも嬉しくなるようなものが沢山詰まった映画。





自ら志願して特急隊の一員となった仙崎。
全員を無事に救助すること。その理想を強く信じ行動する男。
映画の冒頭で助けたい人を助けることが出来なかった。
一時は落ち込むものの、
しかし、周りの状況が彼に迷い立ち止まっていることを許さない。
エンジンが炎上し飛行困難となったジャンボジェット機。
機内に残された346人を救出するために、
東京湾に着水することを余儀なくされてしまう。
しかし、救出時間はわずかに20分。
それは非常に困難なレスキュー。

「希望がある限り絶対に諦めるなと教えてくれたのは下川さんですよ。」
困難を前にして、しかし、皆を無事に助けることができることを強く信じ、行動する仙崎。

「俺たちだけじゃない、戦っているのは俺たちだけじゃないんだ。」
仙崎の強い決意に感化され、皆の心に勇気の輪が広がってゆく。
誰もが最後まで諦めない。
自分が出来ることを精一杯やり遂げる。
そして、困難に挑んでゆく。


自分の事しか考えない人が多すぎる今の社会。
仙崎の妻、環菜が言うように、確かに、この世界は住み難い。
しかし、それでも、この世界もまんざら捨てたものではない。
人命を助ける為に一致団結し困難に挑む人々。
そこからは、人の善意、そして可能性を感じさせてくれる。


全員を無事に救助し、死んだと思った吉岡さえも助けることが出来た。
そんな彼らの勇気が美香の肩を押し、新しい生活に乗り出す勇気となった。
確かに出来すぎたラスト。現実的では無いのかも知れない。
そして、挑戦と無謀は紙一重なのかもしれない。
けれど、困難に挑む強い意志と決意、それが人々の心に広がり、
不可能と思われた事を可能に変えてゆく。
途中で誰かが諦めたら、そこで終わってしまっていただろう。
それらが、とても素敵に感じられる。

とても真っ直ぐな映画。
そして、羨ましくも嬉しくなるようなものが沢山詰まった映画。
* テーマ:映画感想 - ジャンル:映画 *
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