2013.02.21.Thu / 20:53
「ネタバレ」あり。ご注意願います。
未熟な男が艦長という大任を背負い成長してゆく。
反目しあっていた男たちが共通の強敵を前にして、
お互いを理解し、戦友になってゆく。
両足を失い失意の中にいた男が、
地球の危機を前にして、再び立ち上がる。
記念艦として眠っていた船が蘇り、
退役軍人たちが、彼らの気骨を若者たちに魅せ付ける。
そして、細部に突っ込みどころ満載なのを力技でねじ伏せる。
まさに、これこそが娯楽映画。
無鉄砲で、性格と指導力と判断力に大きな問題を抱えている男、アレックス・ホッパー。
頭が良く能力はあるのに惜しい男、らしいのだか、
実際、どこが優秀なのかよくわからない。
多分、型破りな男、ということなのだろうか?
チキン・ブリドーとサッカー、そして失敗してしまう結婚承諾のお願い。
冒頭で、これだけネガティブに紹介されてしまう主役も珍しい。
これらはストーリー的に余分というよりは、害になっている気さえしてくる。
そして、こんなトラブルメーカーに最初に斥候させるのも、とても不思議。
異星人の侵略により艦長代理をしなければならなくなってしまったアレックス。
兄を殺された怒りと始めての現場指揮、敵からの突然の攻撃による混乱。
そんな中で十分検討をせず総攻撃を命じるアレックス。
しかし結果は惨惨、友軍も撃沈されてしまう。
失意の中で、しかし、立ち止まっていることは許されない。
最初は反目しあっていたナガタとアレックス。
けれど、共通の強敵を前にして協力せざるを得なくなる。
そしてナガタの力量を認めるアレックス。
映画の後半は怒涛の展開。これがとても面白い。
津波ブイの動きから敵を察知し反撃を開始する。
敵の弱点を利用しての攻撃。
そして、蘇る戦艦ミズーリ。
ただアクションを繋げただけの映画であるならば、
これだけ面白くは成らなかっただろう。
失意の中にあったアレックスが様々な奇策を考案する。
最初は反目しあっていたナガタとは意気投合。
最後の一発を身を守る為よりは世界を守る為に使用する。
その死を覚悟した決断と、その時に交されるセリフ
「君と戦えて光栄だった。」「俺もだ。」に胸が熱くなる。
再び戦場に還ってきた老兵たち。
「ベテランから学べ。」「この船が沈むものか」のセリフが嬉しい。
エイリアンとの殴り合いでは敵の歯を折るほどの激しさ。
窮地に駆けつけたのは臆病者だと思っていた科学者。
娯楽映画の王道的な要素が詰まっている。
まさに、これこそが娯楽映画。
余談だがリーアム・ニーソンの「ノー」には笑えた。
兄を殺された怒りと始めての現場指揮、敵からの突然の攻撃による混乱。
そんな中で十分検討をせず総攻撃を命じるアレックス。
しかし結果は惨惨、友軍も撃沈されてしまう。
失意の中で、しかし、立ち止まっていることは許されない。
最初は反目しあっていたナガタとアレックス。
けれど、共通の強敵を前にして協力せざるを得なくなる。
そしてナガタの力量を認めるアレックス。
映画の後半は怒涛の展開。これがとても面白い。
津波ブイの動きから敵を察知し反撃を開始する。
敵の弱点を利用しての攻撃。
そして、蘇る戦艦ミズーリ。
ただアクションを繋げただけの映画であるならば、
これだけ面白くは成らなかっただろう。
失意の中にあったアレックスが様々な奇策を考案する。
最初は反目しあっていたナガタとは意気投合。
最後の一発を身を守る為よりは世界を守る為に使用する。
その死を覚悟した決断と、その時に交されるセリフ
「君と戦えて光栄だった。」「俺もだ。」に胸が熱くなる。
再び戦場に還ってきた老兵たち。
「ベテランから学べ。」「この船が沈むものか」のセリフが嬉しい。
エイリアンとの殴り合いでは敵の歯を折るほどの激しさ。
窮地に駆けつけたのは臆病者だと思っていた科学者。
娯楽映画の王道的な要素が詰まっている。
まさに、これこそが娯楽映画。
余談だがリーアム・ニーソンの「ノー」には笑えた。