アイ・アム・ナンバー4  
2013.05.30.Thu / 20:16 
「ネタバレ」あり。ご注意願います。






母星が滅亡し地球に逃れてきた異性人。
学園物にSFを加味した斬新にも思える設定ではあるが、
けれど、よく見ると王道青春映画。


秘密や過去の傷を抱えた若者たち。
その秘密や傷故に孤独を抱え、
その孤独ゆえに惹かれあってゆく。

自分の人生がひどく閉ざされていると感じているのは、
何も保護者から生き方を強制されているからではない。
自分の人生に目的を持っていなかったから。

侵略者を倒し恋人の下に戻る。
そんな目的を持った時、
閉ざされていたと感じていた人生が開かれてゆく。
道は険しいのかもしれないが、、、

突っ込みどころ満載な王道的青春映画。





故郷が滅亡し地球に逃れてきた、ジョン。
逃亡者故に不自由な生活を強いられ、
その閉塞感にイラついている青年。


昔の恋人が嫌な男だった。だから友達も遠ざかってしまった。
一人孤独な青春を過ごす、サラ。
そんな状況に反発するかのように、
教師の恥ずかしい写真をサイトに掲載してしまう。
父親が行方不明。それをネタに馬鹿にされるサム。
父親を信じたい、正しいことを証明したい。けれど証拠は無い。
父親が生き残っていること信じて、
しかし誰も信じてくれない。理解してくれない。
そんな孤独を抱えている青年。


超能力などのSF的設定が加味された学園ものであるが、
ストーリーや設定は、実は王道的青春映画のように感じる。
転校生と訳ありの美少女、いじめっ子にいじめられっ子。
そのいじめられっ子と仲良くなるのも、定番的。

秘密や過去の傷ゆえに孤独を抱えてきた若者達。
知り合ったのは偶然かもしれないが、惹かれあうのは必然なのだろう。

ジョンの保護者であったヘンリーは、心配のあまり、
ジョンに過干渉する。それは彼に与えられた使命だから。
けれど、死の間際にジョンに遺言をする。
仲間を集めて侵略者を打倒す事。そして彼らの、地球の平和を護る事。
目的が出来た時、護るべき人が出来た時、そして仲間が出来た時、
状況は同じはずなのに、自身の人生の閉塞感はなくなり、希望が広がる。


ナンバー6の登場と共に、ストーリーはアクション映画に早変わり。
とにかくナンバー6が異様に強い。けれどたまに弱さを見せるものいい。
今までは忠犬の如くジョンの後を追いかけてきたワンコが、
変身して頼もしい味方になる展開も、うれしい。
そして、最後にもどってくる姿も、いじらしい。


突っ込みどころは沢山ある。
地球を滅ぼしに来た宇宙人が店で肉を買うには、笑える。
ナンバー6が、あんなに強いなら一人でも十分に戦えるのでは?
けれど、王道的ストーリー展開が、見ている間は、それらを忘れさせてくれる。


侵略者を倒し恋人の下に戻る。
そんな目的を持った時、閉ざされていたと感じていた人生が開かれてゆく。
突っ込みどころ満載な王道的青春映画。
* テーマ:映画感想 - ジャンル:映画 *
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