おかえり、はやぶさ  
2013.07.23.Tue / 18:50 
「ネタバレ」あり。ご注意願います。







失敗を恐れてきた青年。
失敗し落胆している父を嫌い、
はやぶさにも、のめり込まない。

しかし、、、
失敗しそうだからといって、
物事を簡単に諦めてもいいのか。
挑戦して失敗するのと、
泥船から逃げ出すのとでは、
どちらが恥ずかしいことなのか。


僅かに残された可能性に、
失敗を恐れて目を背けてきた青年。
だが、やり抜かなければ見えてはこない新しい道がある。
たとえ失敗したとしても。

失敗を恐れず果敢に挑み、
新しい道を見つけだした青年を描いた映画。


他にも、
着眼大局、着手小局。チームを信じること。
人間は弱くて愚か、しかし、宇宙に支えられ強さと賢さを得た。
などなど、色々と詰め込みすぎて、
欲張りすぎたようにも感じてしまった。
そこが少し残念な映画。




技術的には成功と失敗は紙一重。
けれど、失敗すれば宇宙のゴミ。
その扱いには天と地ほどの差がある。
理学系ではなく工学系の技術者だからなのか。
失敗をしてしまった父の様には成りたくないからなのか。
プロジェクトに対しては、
とてもドライな態度を取る青年、健人。

2度のタッチダウンの後に通信途絶となる、はやぶさ。
それは、まさに泥船プロジェクト。
そして、その泥船から下りようとする健人。
ドライ故に、見切りをつけて次のプロジェクトに切り替えようとする。
しかし、諦めずに挑み続ける人々もいる。

母親が肝機能不全で入院している少年、風也。
しかし、風也一家は諦めない。
ドナーを求めてアメリカに旅立つ。
そして、健人に問う、簡単に諦めていいのか、と。

同僚の女性、野村さんも健人に問う。
挑戦して失敗するのと、泥船から逃げ出すのとでは、
どちらが恥ずかしいことなのか。

泥船に乗り込むことを決めた、健人。
それは、父親同様に目標にのめり込むことを決めた、
健人にとっての最初の一歩。
そして、見つけ出すことが出来た、はやぶさ。


はやぶさの帰還を見つめる、健人と野村さん。
はやぶさを成功させたことで開けた、新しい道。
けれど、失敗していても開けたであろう道なのだ。
のめり込み、とことんやり抜いた結果として。

のめり込みすぎた故に深い挫折の中にいた父親。
父親の気持ちがわからなかった、わかろうとはしなかった昔の健人。
けれど、今なら分るのだろう。
一つのことに懸命になり、のめり込むことの素晴らしさが。

失敗を恐れず果敢に挑み、
新しい道を見つけだした青年を描いた映画。
* テーマ:映画感想 - ジャンル:映画 *
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