パシフィック・リム  
2014.01.23.Thu / 18:15 
「ネタバレ」あり。ご注意願います。






巨大怪獣と人間が操縦する巨大ロボットとの対決。
怪獣映画やロボットアニメの面白いところを、
ギレルモ・デル・トロ監督が余すところ無く映画化。

兄の死を超えて立ち上がる男。
家族の復讐の為に戦う女性。
それを見守る司令官。
親を超える息子。
怪獣の謎を探る科学者たち。
共に戦う者同士の熱い結束と使命感。

まさに怪獣映画の王道的な映画。
そしてとても熱い映画。




海底の割れ目から怪獣たちが出現する近未来。
怪獣撃滅の為に開発された巨大ロボット、イェーガー。
しかし、次第に劣勢に立たされる人類。
イェーガーのパイロット、ローリー。
怪獣との戦闘中に兄に死なれ戦うことを止めた男。
しかし、人類に滅亡の時が迫っている。
「どこで死にたい? ここか? イェーガーの中か?」
その言葉に再びイェーガーに乗ることを決めたローリー。
ちょっと単純すぎる様に感じられるものの、
けれど、怪獣映画では、これくらい単純で、かつ、熱い方が似合っている。


怪獣に家族を殺され復讐を誓った、マコ。
強さと弱さを同時に持つ女性。
体には不釣合いなほどに大きな傘を差しての登場は、
とてもエキゾチックに感じられる。

この手の映画では、大味になってしまいがちではあるが、
マコの登場に限らず、細部までのこだわりが見えて、
それがとても嬉しく感じられる。
ロン・パールマンの銀色の靴やら、
エンド・クレジットでの登場など、とても可笑しい。


最初のテストで失敗してしまうマコとローリー。
しかし仲間の窮地に再び立ち上がる。
「これは私の家族の為に」といって怪獣にとどめを刺すマコ。
かっこよくも感じるし、悲しくも感じる。


それまではローリーと反目していたイェーガーのパイロット、チャック。
しかしローリーに命を助けられ、
口には出さないが、感謝の思いを抱く。
言葉よりは行動、そして共に戦う者同士の友情。
これらもまた、この手の映画では王道的でニヤリとさせられる。


裂け目を閉じる為の最終決戦。
死を覚悟でイェーガーに搭乗する司令官。
しかし、裂け目を守る怪獣を排除する為に自爆を決意する。
全ては裂け目を破壊する為。
共に乗り込んだ、チャックの台詞。
「親父が言ってた、やれるときにやれと。」
父親を尊敬しつつ、父親を超えた瞬間だったのだろう。

機体はボロボロになりつつも最後まで任務を諦めないマコとローリー。
そして遂に閉じられた裂け目。

マコとローリーの関係は、恋人同士というよりは、
共に戦う戦友のように感じられた。
二人で共に生き延びたラストからも、そんな様に感じられる。
そんな演出にも好感を覚える。

怪獣映画の王道的な映画。
* テーマ:映画感想 - ジャンル:映画 *
No.1156 / タイトル は行 /  comments(2)  /  trackbacks(1) /  PAGE TOP△ 拍手する
COMMENT TO THIS ENTRY
- from YAN -

ヤンさん、こんにちは!
兄弟愛や親子愛や復讐や結束や使命感、
全てが怪獣映画の王道なんだけど、
ひじょうに熱さを感じて興奮しました!(^▽^;)

ロン・パールマンの銀色の靴なんて、
この人しか似合わないって言う個性的なものでしたね(≧ε≦)
あっさり死なないのも嬉しかったです。

王道が爽快に思える楽しい作品でした。

2014.02.05.Wed / 17:51 / [ EDIT ] / PAGE TOP△
- from ヤン -

YANさん、こんばんわ。

とても熱い映画でしたね。
王道をキチンと理解して、
しかも丁寧に描いてくれて嬉しい限りです。

ロン・パールマン、怪しかったですね。
この怪しさが妙に映画にマッチしていて、これも良かった。
続編が出来たら、ぜひとも登場して欲しいです。

それじゃ、また。

2014.02.06.Thu / 21:49 / [ EDIT ] / PAGE TOP△

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