ハルク  
2003.11.09.Sun / 23:01 
「ネタバレ」あり。ご注意願います。

親は、子供に何を残せるのだろう?
親が考えた子供の幸せと
子が親に望むものとには
大いなる隔たりがある
しかし、確かにそこには愛情もある
分り難い、屈折した形であったとしても


アメコミが原作なので、痛快アクション映画を期待して見ましたが、
とても、重い映画でした。

主人公のブルースは、親から受け継いだ遺伝子と実験時の事故により、
怒りにかられると「ハルク」に変身してしまいます。
父親が、幼い息子を殺せなかったのも、しかし、殺そうとしたことも、
一種の父の愛情なのでしょう。
そして、受け継いでしまった遺伝子も、
息子の後を追うがごとく怪物となってしまったのも、
研究を完成させたいという気持ちはあるのでしょうが、
愛情、憎しみ、妬み、挫折感、、、
さまざまな、屈折した息子への思いがあったと思います。
当然ですが、この親子は最後まで許しあいませんでした。
本当は、娘が大事な将軍。
軍務に名を借りて、ハルクを捕獲、抹殺しようとします。
娘からハルクを引き離すこと。
これが、彼が考えた娘の幸せなのでしょう。
娘が望んでいたものはもっと単純なものでした。
自分を見てほしい、一緒にいて欲しい、、、
しかし、その願いは最後まで理解されませんでした。

ジェニファー・コネリーがとても美しかった。
透明感があり、憂いに満ちた瞳。
そして映像もとても美しい。

子供らの望まないものを押し付ける親たち。
しかし、確かにそこには愛情が存在する。
分かりにくく、屈折した形ではあるが。
* テーマ:映画感想 - ジャンル:映画 *
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