2003.11.09.Sun / 22:14 
「ネタバレ」あり。ご注意願います。

伝説の超人たちが集結、悪に戦いを挑む、、
冒険アクション映画を期待してみましたが、
期待は、いい意味で裏切られた映画でした。

集結した伝説の超人たち。
超人たちといえども、それぞれの心には闇を秘めています。
闇とは、すなわち、
自らを異端の存在と認識しており、自己を否定していることです。
それらの心の闇や葛藤、宿命が、それぞれの超人たちの見所につながるあたりが、
とてもかっこいい映画です。

各超人たちが喋る台詞もとてもかっこいいものでした。
「世界の時間は君と共にある。」

人生経験豊富なクォーターメインが喋ると、
実に説得力があり、心に響く台詞です。
彼もまた、実の息子を死なせてしまい、
ソーヤーに息子を投影させていることが分かります。
そして、死を覚悟しての最後のソーヤーへのアドバイス。
まさに老獪という言葉がぴったりです。


「残りは私がやるわ。」

ミナは、いつも他人の目を気にしているようです。
バンパイアである自分がどのように他の人の目に写っているのか、、
なかなか、自分の能力を明かしませんし、戦いが終わった後でも、
「心配しないで、今日は喉が十分うるおっているわ。」等、
残酷な自分の姿をさらしてしまったことに、
後ろめたさを感じているようです。
しかし、いざ戦いの場になると、一変します。
最後の「不死身」vs「不死身」の対決も見所十分でした。
あるときは「静」ある時は「動」と、魅力的な女性でした。


「ソーヤーは無事か?」
「ソーヤーは明日も敵と戦うさ。」

冒険心と若さあふれるソーヤらしい台詞です。


「ジキル、俺達にしかできない。俺達でやるんだ。」

彼もまた、自分の異端性に悩み、自己否定をしていました。
しかし、互いが互いを認めた瞬間がとても素敵でした。
最初はひ弱であった彼が、自らの自信を取り戻した瞬間でした。


「透明人間が他にいたら,俺の存在意義が下がっちまう。」

いつもはおどけている透明人間、スキナー。
周りから疑われても、否定すらしませんし、できませんでした。
いいかげんな奴と思っていましたが、
心の底には、彼なりの自分に対する誇りを持っていました。

最後には、超人たちは、それぞれの方法で自らの宿命を打ち破り、
それぞれに自分の存在意義を再確認したのではないのでしょうか?

* テーマ:映画感想 - ジャンル:映画 *
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