TUBE チューブ  
2014.10.09.Thu / 22:08 
「ネタバレ」あり。ご注意願います。






大迫力のアクションシーン。
息をもつかせぬ危機の連続。
けれど、突っ込みどころ満載で、
詰め込みすぎなストーリー展開。
私の大好きな女優、ペ・ドゥナさんもうまく生かしきれていない。

命を掛けて行動した男たち。
けれど、ある者は切り捨てられ、
また、ある者は命を落とす。
命を救おうとする人々の行動にすらも、邪魔が入る。
安全な場所から指示だけ出して、なにもしない奴らには、
命の重さは分からないのだろう。自分だけが大切なのだろう。
そんな批判も感じられる映画。




映画の冒頭、空港での銃撃戦、その激しさ。
地下鉄が乗っ取られ、制御不能。そして、電源を切れば大爆発。
どこかで観た様な設定ではあるが、
大迫力のアクションシーン、危機また危機の連続。
なにも考えないでシーンの激しさに没頭できれば大満足な映画であろう。
けれど、説明が省かれすぎたストーリーの連続。
想像で補うには少なすぎる情報。
ご都合主義的にも思える各自の事情。
思い入れたっぷりに描かれる恋愛シーンは、しかし、
状況が分からず、疑問が邪魔して、
アクションシーンにも没頭できない。

乗っ取り犯人の目的は前大統領の命。
であるならば、直接狙えば済むことだ。
不正を暴くにしても、何らかの形で情報を公開すれば良かった。
その辺りで、観ていても心に引っ掛かりが生じてしまう。

刑事に魅かれる、女スリ。インギョン。
演じるのは、ペ・ドゥナさん。
であるならば、彼女らしい見せ場をもっと増やして欲しかった。
殴られて耐えるだけでは、少し物足りない。
スリの技で犯人たちを再度出し抜くとか、できなかったのか?
つかみどころが無い不思議なしたたかさが彼女の魅力のはず。

ラストシーンにしても主人公が犠牲にならない方法があるのでは、、、
そんな疑問もぬぐい切れない。
そこが残念。


乗っ取り犯人、元特殊工作員である、ギデク。
政府に良いようにこき使われて、最後には家族もろとも切り捨てられる。
ある意味で、恋人を失った主人公の刑事、チャンに心情は似ている。

ギデクを使い捨てた前大統領。
政治家の都合で命を切り捨て、
さらに乗客もろとも自分の秘密を葬り去ろうとしている。
命の重さを彼は理解していない。

乗客を助けようと前大統領に歯向かったチャン刑事の上司。
それは人としての暖かさ。

最後まで乗客の命を助けようとした地下鉄統制室の室長、そして同僚。
彼らの仕事に対する誠意、そして人間としての誇り高さ。

最後には乗客を助けるために自らを犠牲にするチャン刑事。

安全な場所から指示だけ出して、なにもしない奴らには、
命の重さは分からないのだろう。自分だけが大切なのだろう。
そんな批判も感じられる映画。
* テーマ:映画感想 - ジャンル:映画 *
No.1227 / タイトル た行 /  comments(0)  /  trackbacks(0) /  PAGE TOP△ 拍手する
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