アンコール!!  
2014.10.23.Thu / 14:03 
「ネタバレ」あり。ご注意願います。






幸せになるコツ。それは、
こだわらず、楽観的に考えること。
楽しみを持つこと。
自由に何でも話すこと。
わだかまりを捨て素直に謝ること。
そして、相手を許すこと。
ひねくれず好きな事を真っ直ぐ見つめること。

頑固すぎたお爺さん。
しかし、死んだ妻に導かれるように幸せを取り戻す。
お互いへの想いがお爺さんを導いたのだろう。
二人の愛情が心に染みる映画。



とても頑固なお爺さん、アーサー。
社交的で明るいお婆さん、マリオン。
とても仲がよく愛し合っている夫婦。
とても偏屈故に幸せにはなれそうにも無いアーサー。
妻が居たから、辛うじて今の幸せを保つことが出来ていた。
そして、それは息子との仲も。

妻の余命が幾ばくもない事を知ったアーサー。
妻の死を恐れ、とても狼狽し、妻を家に閉じ込めようとする。
それは、愛する大切な人を死から守る為に。
けれど、本当は違うのだろう。
閉じ込められれば死ぬ前から死んだも同然。
最後まで自分らしく楽しく生きたい。
そしてマリオンにはぜひともやりたい事があったのだ。
それは自分の想いを歌に込めてアーサーに遺す事。


妻に死なれ息子との仲は最悪な状態になった。
一人で墓参りをして、その日の行動予定が買い物だけ。
孤独は寂しい。


マリオンが居た合唱団。
老人ばかりなのに、老人らしからぬ歌を歌う集団。
けれど、彼らは、とても楽しそう。
あれはダメだとか、これはいけないとか、
頑固にも頭で決め付けるのではなく、
自由に皆が楽しもうとする。新しいことに挑戦する。
年を取って心が枯れかけて初めているからこそ、
必要な事なのだろう。
そして、誘われるがままに仲間に加わるアーサー。
仲間がさりげなく自然にアーサーを迎え入れるのが嬉しい。


アーサーは頑固だがわからずやではない。
自分が悪いことを分っている。
今までは素直に成れなかった、けれど今なら素直に息子に謝る事ができる。
けれど、謝るだけでは心は届かなかったのだろう。

規格外ということで舞台に立てなかったアーサーと合唱団。
けれど、どうしても歌を歌いたいアーサー。
今まで練習してきたから。そして合唱が楽しいと感じていたから。
しかし、それ以上に息子に自分の気持ちを伝える為に。
死んでいった妻の想いに応える為に。


マリオンがアーサーに向けて歌う「トゥルー・カラーズ」。
アーサーがマリオンに応えて歌う「Lullabye (Goodnight、My Angel) / 眠りつく君へ 」
どちらも素晴らしい。


頑固すぎたアーサー。
しかし、二つの歌が彼を幸せに導く。
マリオンとアーサーのお互いへの想いがアーサーを導いたのだろう。
二人の愛情が心に染みる映画。
* テーマ:映画感想 - ジャンル:映画 *
No.1231 / タイトル あ行 /  comments(2)  /  trackbacks(1) /  PAGE TOP△ 拍手する
COMMENT TO THIS ENTRY
- from YAN -

ヤンさん、こちらにも。
マリオンがアーサーに向けて歌った歌、
アーサーがマリオンに向けて歌った歌、
本当に両方とも愛情に溢れていて、ジ~ンと心に沁みましたね~!
味のある女優・俳優だったので余計に深みがありました。

合唱団の皆がさりげなくアーサーを受け入れてくれたのは、
生前マリオンが、そうなるようにたくさんの愛情を
皆に渡していたからでしょうね。
『アーサーをお願いします』みたいな。
温かい気持ちになれる映画でした。

2014.10.23.Thu / 17:28 / [ EDIT ] / PAGE TOP△
- from ヤン -

YANさん、こんばんわ。

予定調和的なんだけど、
主演の二人が上手で、ほのぼのさせられました。


>『アーサーをお願いします』みたいな。
そうか、そうですよね。
私は皆がマリオンさんを好きで、
だからマリオンさんが好きだった夫にたいしても気に掛けていた、
って思ってたんですが、それもあるかもしれませんね。

それじゃ、また。

2014.10.23.Thu / 23:13 / [ EDIT ] / PAGE TOP△

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年を取ってからでも自分の人生を見つめ直してみよう。 一人で生きているわけではないのだから。 SONG FOR MARION 監督:ポール・アンドリュー・ウィリアムズ 製作:2012年 イギリス 上映時間:94分 出演:*テレンス・スタンプ *ヴァネッサ・レッドグレーヴ *ジェマ・アータートン *クリストファー・エクルストン 歌わにゃイカん理由ができた。 ...
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