2014.11.06.Thu / 22:40 
「ネタバレ」あり。ご注意願います。






映画の前半の不思議な雰囲気。
3Dかとも思えるほどの、その影像美がとても秀逸。
そして、未知なる世界のおどろおどろしさ。
踏み込んではいけないはずなのに、
思わず覗き込んでしまう、人を惹きつけてしまう怖さ。

しかし、このような映画はネタをばらすタイミングがとても難しい。
途中が間延びしたように感じられ、
しかも、アクションシーンが冗長に感じられる。
そこが残念。

都会の心臓を映し出したい。
その為に踏み込んではいけない世界に踏み込んだ男。
そして全てを失ってしまう。
その結果の哀しさが印象に残る映画。





写真家を職業としているレオン。
今は警察無線の盗聴をして、事故現場の写真を撮り、
タブロイド誌に売り込んではいるが、
恋人との結婚の為に写真家として成功したい。
そんな希望を抱いている男。
都会の心臓を写し取りたい。
しかし、それには欠けているものがレオンにはある。
もう一歩、踏み込めば都会の心臓を写すことができるはずだ。
そうして踏み込んだ結果、見てはいけないものに気づく結果になってしまう。
そして、それが魅入られたかのごとく頭から離れない。
ダメだと分かっていても深みに、嵌まって行く。
恋人も友人も巻き込みながら、、、、

地下鉄の階段が、あたかも異次元への道のように見える。
走る地下鉄の動きが、そして、車内の青い照明が、とても怪しい。
血の海、簡単にもげる首、そして飛び出る目玉。
とても残酷。けれど、現実感は感じられない。
どこか別世界での出来事のように見えてしまう。


レオンが触れてしまった世界、そして彼に起こった悲劇。
けれど、衝撃も無く、恐怖も感じられなかった。
途中が間延びしたように感じられ、
それ故にラストを想像してしまう余裕すら与えられた感じがした。
確かにヒロインの行動やレオン対ブッチャーの対決は、
それなりに緊迫感があるものの、
ストーリー展開としては冗長に見える。
そして、それらは秘密の核心に迫る行動ではないが故に、
ストーリーが止まったと感じてしまう。
そこが残念。


都会の心臓を映し出したい。
その為に踏み込んではいけない世界に踏み込んだ男。
しかし、恋人も未来の可能性も、全てを失ってしまう。
なぜ、レオンはそんな境遇に甘んじてしまうのか、疑問は残る。
けれど、レオンの哀しみは十二分に伝わってくる。
ラストのレオンの哀しさが印象に残る映画。
* テーマ:映画感想 - ジャンル:映画 *
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