昼間から呑む  
2015.08.13.Thu / 18:33 
「ネタバレ」あり。ご注意願います。






日常を忘れて昼間から酔う。
そんな意味がありそうな題名に魅かれて鑑賞したが、
ちょっと予想とは違った映画。

一人の気の良いというよりは、優柔不断な青年。
成り行きで、傷心を癒す為に旅行に出るものの、
優柔不断さやスケベ心があだとなり、不幸の連続。

その身に降りかかってきた不幸は何が原因か?
他人の悪意の為なのか?
自分の性格ゆえなのか?
多分、その両方なのだろう。

諦めようと思っていた、けれど諦められない。
自分は運の悪い男なのだ。
そんな思いが不運を呼び込んでいたのだろう。

そんな自分の情けなさに気付いた男。
きっと最後の出会いは幸せに続くことだろう。

ちょっと間が抜けた男の珍道中にクスリとさせられる映画。




恋人に振られた男、ヒョクチン。
その失恋を、まだ整理できておらず、
自分の元を去っていった恋人に未練タラタラな青年。
彼の心の傷を癒す為に友人たちに計画された旅行。
この旅行に気乗りがしなかったヒョクチン。
それでも、なんとか都合をつけて参加した。
けれど、律儀に参加したのはヒョクチンだけ。

ペンションを間違える。
独り身の女性にワインを上げたらカップルだった。
そのカップルにお金を巻き上げられる。
そして、通りかかった車には、先ほどバスで乗り合わせた女性が、、

彼は断ることが出来ない男、というよりも、
つくづく運の悪い男である。というか、
間抜けな勘違いをする男といった方が良いかもしれない。
だが、その運の悪さや間抜けな間違いは、
自分で呼び込んでいるようにも感じられる。

優柔不断、人の話を聞かない、人の善意を拒否する。
それぞれは、致し方ないことなのかもしれない所はある。
しかし、もう少し誠意を持って対応していれば、
結果は違っていたかもしれない。
そして頭が未練で一杯、自分が可哀想で一杯。
だから誠意を見せる余裕もないし、
間抜けな勘違いをしてしまうのだろう。



未練が残っていた恋人は、すでに友人の彼女。
そんな事実を突きつけられては、諦めざるをえない。
ここに至って踏ん切りをつけた、ヒョクチン。
恨みが篭っていはいた、未練もまだあっただろう。
けれど、おめでとう。
相手の幸せを願う想いもあったのだ。


実は友人の恋人は同じ名前を持った自分の妹であった。
そしてめぐり合う、別な女性。
果たして不幸は、まだ続くのか?
それとも、幸運の女神が彼に微笑み始めたのか?
おめでとう、を言えたヒョクチン。
きっと幸運が微笑み始めたと思いたい。
* テーマ:映画感想 - ジャンル:映画 *
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