靴職人と魔法のミシン  
2015.08.20.Thu / 18:43 
「ネタバレ」あり。ご注意願います。






コツコツと地道に働いていた靴職人。
彼の働く靴屋に受け継がれてきた魔法のミシン。
魔法のミシンを使えば誰にでも変身できる。
そんな魔法のミシンを描いたファンタジー。
けれど、現代に魔法のミシンは不釣合いに思えてしまう。
そして、ファンタジーの割にはきな臭い。
なんとなくアンバランスさを感じてしまう。

人を騙すことができる力。
使い方に気をつけていても悪用となってしまうこともある。
他人に迷惑を掛けてしまうこともあるだろう。
ファンタジー映画だから、
そこまで考えなくても良いのかもしれない。
けれど、そんなことが気になってしまった映画。




靴職人であるマックス。
母親を見守り、
父から受け継いだ靴屋をコツコツ営む真面目な男。
けれど、地味な今の生活から、
抜け出したいと考えている様にも見える。
彼の店にあった古いミシン。
お店のミシンが壊れたので、やむなく使ったところ、
魔法のミシンであったことが判明。
魔法のミシンで直した靴を履けば、その人に変身できるのだ。
地味な生活は、たちまち刺激的な日常に早変わり。

レストランで他人に成りすまして無銭飲食。
美人の恋人になりすまして彼女の部屋に入り込む。
悪戯としては可愛いと感じてしまうが、しかし犯罪でもある。

行方不明の父親になって母親を喜ばせる。
それは確かに良い行いだ。
けれど、母親を騙したことにはならないのだろうか?

悪人を懲らしめようとし、誤って殺してしまった。
さすがに今回は自首をしたものの、誰にも信じてもらえない。
そして、悪事に巻き込まれてしまう。
しかし、魔法のミシンで見事に解決。
お約束の展開とはいえ、見ていて爽快。

一人で生きていると思っていた。
けれど、本当は違ったのだ。
隣で見守り、時に助けてくれた父親。
この展開には、ほろりとさせられる。

けれど、その後の展開は、なんだか付いていけない。
豪華な車に乗り、多分行き先は豪華な住居なのだろう。
なんだか、この映画には、
似つかわしくないと感じてしまったラスト。

現代に魔法のミシンは不釣合い。
そんなことを感じてしまった映画。

* テーマ:映画感想 - ジャンル:映画 *
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