人生に乾杯!  
2015.10.01.Thu / 20:31 
「ネタバレ」あり。ご注意願います。






生活に困窮し、
借金取りには自分たちの尊厳さえ踏みにじられ、
愛情すら失いかけていた夫婦。
しかし、お互いへの愛情を取り戻すことができた。

生活にゆとりさえあれば愛情は戻ってくる。
新しい経験が二人に生きる力を与えてくれる。

最初は無気力でバラバラだった夫婦。
蘇った彼らの愛情に嬉しくさせられる映画。


犯罪者の逃亡劇なのに、
とてもノンビリ、ほのぼの。
そんなユルさも楽しめる映画。




劇的な出会いをしたはずなのに愛情は冷め切っている。
電気も止められ、ちょっとしたことで諍いが絶えない夫婦、エミルとヘディ。
毎日やってくる借金取り。
チャイカを売るのか、イヤリングを売るのか。
両方共に、この夫婦にとっては思い出の品、自分たちの人生の意味と価値を表す宝物。
しかし、借金取りは容赦なく、夫婦の尊厳を奪い、踏みにじろうとする。
そして、高齢者には冷たい社会。誰も助けてはくれない。死を待つしかない。
もはや希望も夢もない。

夫の本が借金取りに奪われそうになり、イヤリングを差し出したヘディ。
そして自分の不甲斐なさに苦悩するエミルは、遂に行動を起こす。

最初は警察に協力していたヘディ。
しかし、夫と行動を共にすることを決める。
警察が銃を用意するのを見たからというよりも、
しばらく離れてみて、久しぶりに再会したが故に、
愛情が再確認できたからのように感じられた。


生活に困窮していたが故に見失っていたものが取り戻された。
一緒に行動すること。
新しい経験。
それらによって夫婦に愛情が蘇ってくる。
妻の為にイヤリングを取り戻すエミル。
冗談や軽口を言い合うけれど、トゲトゲしさは微塵も無い。
それらが見ていて、とても嬉しく感じられる。


夫婦を追う刑事、アギとアンドル。
一時は愛を見失いかけていた。

夫は売春婦とあっていたとヘディに告げるアギ
どうでもいいわ。
そして、大事にして。
愛情を取り戻せたが故の、
そして、大切な息子を失ったが故の説得力なのだろう。



人生には見失っても取り戻せるものがある。
最初は無気力でバラバラだった夫婦。
蘇った彼らの愛情に嬉しくさせられる映画。
* テーマ:映画感想 - ジャンル:映画 *
No.1297 / タイトル さ行 /  comments(0)  /  trackbacks(0) /  PAGE TOP△ 拍手する
COMMENT TO THIS ENTRY

  非公開コメント
TRACKBACK TO THIS ENTRY

ご注意

ブログ内検索

全ての記事を表示する

プロフィール

ヤン

銀河英雄伝説名言録



present by 田中芳樹:徳間書店「銀河英雄伝説」

フリーエリア

FC2カウンター

フリーエリア

ブロとも申請フォーム

フリーエリア

CopyRight 2006 Heaven of the Cinema All rights reserved.