メルシィ!人生  
2004.01.01.Thu / 23:30 
「ネタバレ」あり。ご注意願います。

映画の主人公、ピニョンは、人生を仕方ない、で生きてきたこころ優しい男。
こうなるのは、仕方ない。自分がだめだからであると、、、
優しすぎて、あきらめかけていた人生。
多分、透明人間というのは、
優しすぎて人に合わせ過ぎた人生を送ってきてしまったことや、
冒険や異端、失敗を嫌い、恐れて、
常に普通でいようとしたため、のように思いました。

そんな彼が、本人の嘘により、ゲイに間違えられます。
すると、周りの人間の見方が一変します。
このあたりのブラックユーモア加減が最高でした。
しかし、多分このままでは、首がつながっただけで終わりでしょう。
いつかは、ゲイであるとの嘘がばれて、
また、いつもの透明人間に逆戻りになったことでしょう。

自分が誰であるかを決めるのは誰なのでしょうか?
他人でしょうか? 自分でしょうか?
この映画では、他人のような描かれ方がされていますが、
やはり、自分なのでしょう。
あくまで、他人の自分を見る目が変わるのはきっかけに過ぎません。

「とことん生きてみろ。」
隣人の忠告を受け入れたピニョン。
ここからピニョンは、彼の人間性である優しさはそのままに
能動的に人に接していきます。

息子が好いたのはゲイという生き方ではないでしょう。
なんの特色もなかった父親が、自分の生き方をしている。
とことんやっている姿がうれしかったんだと思います。

とことんやった結果、同僚たちからも
初めてコーヒーの依頼を受けるようになります。

そして、ピンクのセーターが可笑しくて、うれしい。

透明人間よりは、困った人間。
これもとことんやった結果であり、
決して他の人間の見た目が変わったからでは、ないと思いました。
* テーマ:映画感想 - ジャンル:映画 *
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