2015.11.12.Thu / 20:24
「ネタバレ」あり。ご注意願います。
この映画を未見の人は、映画を見てから下記を読んでください。
ネタバレ満載なので。
お願いします。
大人に騙されて大量虐殺を犯してしまった少年。
もし現実だと分っていたのであれば、、、
あのような、味方を犠牲にするような戦略は取らなかっただろう。
そして、あのような大量殺戮はしなかったであろう。
敵に勝つには敵を理解すること。
それは同時に敵を愛してしまうことに通じる。
だから、大人は彼を騙したのだろう。
けれど、本当は他に道があったのではないのか?
自分たちだけの未来を守るというのは大人のエゴではないのだろうか?
最後に救いがあるとはいえ、とても後味の悪い映画。
もし、それが製作サイドの狙いであるのであれば、
見事だとしか言いようがないが、、、、
50年前に異性人の侵略を受け、
大きな犠牲を強いられた未来の地球。
再度の戦いに備えて体制を整えようとする人類。
異性人を倒すための指揮官を育てる為のバトル・スクール。
そこで頭角を現すエンダー。
攻撃性と愛情、その両面を併せ持つ少年。
多分、原作はとても長いのだろうが、
映画はそれを短時間に纏めようとして、
かなり無理をしているように感じられる。
説明不足の設定。
意味深に感じた台詞についてもオチが説明されていない。
そして、エンダーの才能に対する描写不足。
エンダーが、かなりのスピードで地位を上り詰めていくのに、
違和感を覚えてならない。
敵を倒すためには敵を理解すること。
それは敵を愛してしまうことにも通じる。
しかし愛さなければ見えてこないこともある。
だから攻撃性だけを持った子供たちは指揮官にはなれない。
逆に愛だけでは敵を打ち倒せない。
両方をバランスよく持ち合わせる必要がある。
しかし、敵を絶滅させなければ脅威は去らない。
最後には非情に成りきる必要がある。
だからこそ、大人たちはシュミレーションと偽ったのだろう。
けれど、エンダーが敵を愛する過程が描写不足と思えてならない。
脅威を完全に消し去ること。
それには他に解決方法があったのであろう。
しかし、一度攻め込まれている人類には、
そのことに思いが至らなかったのかもしれない。
排除すべき敵を理解しようとも思わなかったのだろう。
それは戦争に付いてまわる悲劇なのだろう。
ゲームであれば、どんな非情な選択も可能だ。
ゲームであれば、どんな犠牲も厭わない。
なぜなら、それは仮想世界での出来事。
それらはコンピューター上で数値が変わるだけのこと。
しかし現実世界では、それらの選択には命の重さが伴う。
それを理解しているはずの大人たち。
けれど、エンダーの選択に総てを任せてしまう。
大量虐殺や味方の犠牲が発生する可能性があることも知りつつ、、、、
最後に王女の卵を守り宇宙に旅立つエンダー。
これが救いなのかも知れないが、
一人の少年に総てを背負わせてしまったという重さも感じてしまう。
とても後味の悪い映画。
もし、それが製作サイドの狙いであるのであれば、
見事だとしか言いようがないが、
映画はそれを短時間に纏めようとして、
かなり無理をしているように感じられる。
説明不足の設定。
意味深に感じた台詞についてもオチが説明されていない。
そして、エンダーの才能に対する描写不足。
エンダーが、かなりのスピードで地位を上り詰めていくのに、
違和感を覚えてならない。
敵を倒すためには敵を理解すること。
それは敵を愛してしまうことにも通じる。
しかし愛さなければ見えてこないこともある。
だから攻撃性だけを持った子供たちは指揮官にはなれない。
逆に愛だけでは敵を打ち倒せない。
両方をバランスよく持ち合わせる必要がある。
しかし、敵を絶滅させなければ脅威は去らない。
最後には非情に成りきる必要がある。
だからこそ、大人たちはシュミレーションと偽ったのだろう。
けれど、エンダーが敵を愛する過程が描写不足と思えてならない。
脅威を完全に消し去ること。
それには他に解決方法があったのであろう。
しかし、一度攻め込まれている人類には、
そのことに思いが至らなかったのかもしれない。
排除すべき敵を理解しようとも思わなかったのだろう。
それは戦争に付いてまわる悲劇なのだろう。
ゲームであれば、どんな非情な選択も可能だ。
ゲームであれば、どんな犠牲も厭わない。
なぜなら、それは仮想世界での出来事。
それらはコンピューター上で数値が変わるだけのこと。
しかし現実世界では、それらの選択には命の重さが伴う。
それを理解しているはずの大人たち。
けれど、エンダーの選択に総てを任せてしまう。
大量虐殺や味方の犠牲が発生する可能性があることも知りつつ、、、、
最後に王女の卵を守り宇宙に旅立つエンダー。
これが救いなのかも知れないが、
一人の少年に総てを背負わせてしまったという重さも感じてしまう。
とても後味の悪い映画。
もし、それが製作サイドの狙いであるのであれば、
見事だとしか言いようがないが、