ディアトロフ・インシデント  
2015.12.31.Thu / 22:33 
「ネタバレ」あり。ご注意願います。






あの時、ディアトロフ峠でいったい何が起こったのか?
その謎を解明すべく雪山に挑んだ5人の大学生。
そして暴かれる驚愕の事実。

しかし、、、
結局の所、謎は解明されない。
意味深は伏線は回収されない。
この映画オリジナルの謎だけが解明される。
ちょっと期待はずれの映画。

けれどラストの悲劇的な展開。
運命は定められてる、だからきっと上手く行く。
その台詞に不思議な哀れさを感じた映画。



1959年に発生した、ディアトロフ峠事件。
9人の学生たちが説明の付かない方法で殺害された。
その謎に挑もうとし、死んでしまった5人の学生たち。
結局の所、真相は、
映画の終盤、学生たちを襲った異形の生き物は彼ら自身であり、
居るはずのなかった二人の死体も彼ら自身であった。


けれど明かされていない数々の謎。

誰がディアトロフ峠事件の犯人なのか?
現代の学生たちと同様に実験で変異してしまった兵士たちなのか?
それとも、現代から1959年にタイムスリープした、あの二人なのか?

であるならば、なぜ9人の学生のうちの一人だけが被爆したのか?
外傷がないのに、骨折した原因は?
そして舌を抜かれたということには、どんな意味があるのか?

5人の学生のうち一人を射殺したのは誰なのか?
仮に軍隊であるのならば、
秘密を守る為に殺すくらいならば、
入山を禁止すれば済むのではないのか?

ディアトロフ峠事件の唯一の生き残りの老人のメッセージ。
それは、近づくな。
であるなばら、彼は真相を知っているのか?
一緒に登山していない彼が、なぜ真相を知っているのか?
検死を求められ遺体を見たからなのか?
それだけで真相が判るものなのか?

すべてを語る必要は無いとは思うが、
しかし、この映画で描かれた真相だけでは、
説明の付かないことばかり。
もう少し想像できるくらいの描き方は出来なかったのか?
これでは何でもあり、になってしまう。


映画の終盤。
追い詰められワームホールに飛び込もうとする二人。
何もかもうまくいく。
運命は決まっているのだから。
そう言って僅かな希望にすがろうとした二人。
しかし、確かに、運命は決まっていた。
そんな彼らに不思議な哀れさを感じた映画。
* テーマ:映画感想 - ジャンル:映画 *
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