イノセント・ガーデン  
2016.02.08.Mon / 20:25 
「ネタバレ」あり。ご注意願います。






この映画を未見の人は、映画を見てから下記を読んでください。
ネタバレ満載なので。
お願いします。





花が色を選べないように、
人は成りたい自分を選べない。
けれど、それに気付けば自由になれる。

自分は何者であるかに気付き自由を得た少女。
さまざまな違和感が違和感ではなくなり、
自分の生きるべき道を指し示している。

そんな少女の美しい妖しさに衝撃を受ける映画。



研ぎ澄まされた感覚を持つが故に世界に心を閉ざしているインディア。
18歳の誕生日を迎えたばかりの少女。
父親が死に、代わりに現れた叔父のチャールズ。
最初はチャールズを警戒していたインディア。
怪しいと感じながらも徐々にチャールズを受け入れてゆく。
それは自分と共感できる何かを持っていると感じたからなのだろう。

様々な刺激がチャールズからもたらされる。
冷蔵庫の死体、行方不明になった伯母、新しい靴、性の目覚め。
それらにより変わってゆく自分の世界。
それは自分という人間を知ること。
そして一族から受け継いだ血統を理解するということ。


自身の呪われた血を理解したインディア。
しかし、そこに葛藤はない。
今まで感じていた違和感の理由。
それが判ったことで世界が違って見える。
無くしていたパズルのカケラを見つけて、
それがピタリとはまった様な感じなのだろう。


時々悪いことをすれば、最悪のことはしない。
けれど、それは逆効果だったのだろう。
悪いことを覚えたから、最悪なこともできるようになる。
狂気の世界に行かないような絆が必要だったのだろう。

父親の仇を取ったというよりも、
母親を助けたかったというよりも、
単に殺したかった、
自由になるために。
もしかしたら、チャールズもそれを望んだのかもしれない。


自分は何者であるかに気付き自由を得たインディア。
その美しい妖しさに衝撃を受ける映画。
* テーマ:映画感想 - ジャンル:映画 *
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