2016.03.31.Thu / 21:46 
「ネタバレ」あり。ご注意願います。






頑固者で世渡りベタなシェフ。
そんな男が厨房を追われ、
しかし見事に再生を果たす。

息子との関わり方がわからなかった父親。
しかし、それは実は簡単なこと。
一緒に旅をする。、
息子と共同作業をする。
そんなことで息子に自分を理解してもらえた父親。

それら、すべてが美味しく感じられた映画。


ネットワークの怖さ。
それは、お互いを容易に誤解してしまうこと。
ネットワークの便利さ。
それは、簡単に自分の意思をつたえることができること。
その対比も面白く感じられた映画。



料理の腕は超一流なシェフ。
しかし私生活では三流な父親、カール。
頑固で短気、少し視野の狭い男。
任されたはずの厨房。
しかしメニューは自由には決められない。
憶えたてのツイッター。
個人に出したつもりが拡散してしまった。
自分のメニューで勝負したかったのに、ままならない。
そして、相手には誠意がないと誤解されてしまった。
運も悪ければ間も悪い。
けれど、カールの頑固さや短気さが災いしたとも感じられる。

フードトラックなんてレストランのシェフがするものではない。
けれど、その気持ちを変えさせた、元妻。
自分自身よりも、
自分が適しているであろう事を他人は理解しているのだ。


父親にかまって欲しい息子、パーシー。

確かに父親は自分の事を大切にしてくれている。
けれど、それはただ一緒に居るだけ。
父親の職場を覗いてみたい。
父親と何かを一緒にしたい。
しかし、それが判らないカール。

どうやって子供と接していいのか。
それは、とても重要で難しい問題。
けれど、実は簡単なこと。
一緒にトラックを掃除して、
一緒に料理をして、
一緒に商売をする。
そんな経験を通じて父親から様々なことを学ぶパーシー。
ただで配るのだから焦げたサンドイッチでもいい、
というわけではない。
食べる人の笑顔が見たい。
だから、どんな時でも最高の料理を提供する。
そんな父親の想いも知る。

時に喧嘩をするかもしれないが、
それをも糧にして深まる親子の絆。


批評家とも和解して、
最後には自分の店を持つことが出来たカール。
とても予定調和的ではあるが、
見ていて、とても気持ちの良い幸福なラスト。


息子と共同作業を通じて、
息子に自分を理解してもらえた父親。
それら、すべてが美味しく感じられた映画。
* テーマ:映画感想 - ジャンル:映画 *
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