パリ、テキサス  
2001.12.31.Mon / 22:04 
「ネタバレ」あり。ご注意願います。

自分の人生を見つけるために出た旅。
生まれたところなら、そこに、自分の人生があるのかもしれない。
昔、皆で住もうと思った土地になら、まだ、残っているのかもしれない。

実際にはないものなのに、人はその存在を信じてしまいがちです。
ある時は、あって欲しいという願望から。
またある時は、猜疑心、疑念、嫉妬から。
しかし、信じれば信じるほど、実際の人生は失われてゆく、、、

そして、人は信じたいものを信じようとします。
そのほうが楽に生きられるからなのでしょう。
彼女の愛を信じるより、自分の嫉妬をぶつけた方が楽だから、、
息子の将来を信じるより、
生まれたところに自分の人生があることを信じるほうが楽だから、
彼が最後に見つけたのは、
自分の人生は空っぽであったという事実。
彼が失ったものは取り戻せない。
旅の果てに見つけた事実は、とても寂しくむなしくて残酷でした。

それを見つけた男は、これからどうするのでしょうか?
夜は眠れるようになれるのでしょうか?

しかし、少なくとも、これ以上さまよう必要も、
おびえる必要もないのでしょう。

もう、ないものを探す必要はないのですから。
* テーマ:映画感想 - ジャンル:映画 *
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どこまでも続く砂漠と青空の色彩、ライ・クーダーの心地よいギターの音色、心象風景を映し出すかのようなヴェンダースのロードムービー!!
2009.10.08.Thu .No339 / Addict allcinema おすすめ映画レビュー / PAGE TOP△

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