フリーダム・ライターズ  
2016.05.05.Thu / 18:23 
「ネタバレ」あり。ご注意願います。






人種間で、いがみ合う生徒たち。
お互いを敵視し、殺し合いも辞さない。

それは教室の外の世界の縮図。
そして、大人たちが遺してしまった負の負債。

彼らが行き着く先。
それは、死んではいけない人々が殺されてしまう世界。
死んで欲しくない人が簡単に命を落とす世界。

このままではいけないのだ。
アンネの悲劇を繰り返してはいけないのだ。


お互いを知れば共感できる。
相手の痛みを理解することが出来る。
理解できれば仲間になることは可能なのだ。


憎みあうことの愚かしさ。
理解しあうことの素晴らしさ。
相反する2つの感情が印象に残る映画。




新任教師である、ミスG。
法廷では遅すぎる。
法廷に来る前に教室で生徒を救いたい。
そんな理想に燃える教師。
教室外は、まさに戦争状態。
安心して外を歩くこともまま成らない。
だから教室の中でも人種間でいがみ合う生徒たち。
なんの疑問も持たずに。


本当はとても純粋で心根が良い生徒たち。
けれど、憎しみが溢れている閉ざされた世界では、
憎みあうことしか、できないのだろう。

そんな、閉ざされた世界に風穴を開けようとするミスG。
アンネの日記を紹介し、
同じ境遇に置かれた少女が負けずに戦い続けたことを知る。
ゲームを通じて、
相手も自分と同じ感情を持っていることを知る。

そんなことが理解できれば、
自分を変えたいと思うことは容易なことだ。
なぜなら、自分自身が今の世界にとことん嫌気がさしているのだから。

仲間の為に死んでも、直ぐに忘れられるだろう。
けれど、自分と世界を変える戦いに挑み、
それを記憶すれば、人々の記憶に残るのかもしれない。

憎みあうことの愚かしさ。
理解しあうことの素晴らしさ。
相反する2つの感情が印象の残る映画。



私生活を犠牲にしてまでも教育に尽くすミスG。
教師とは、のめり込んでしまえば、
ここまで過酷な仕事なのか。
そんなことも考えさせられた映画。
ただ、元居た教師たちが典型的な悪者として描かれているのが、
少し残念。
* テーマ:映画感想 - ジャンル:映画 *
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