2016.06.02.Thu / 19:08 
「ネタバレ」あり。ご注意願います。






台湾人留学生とパリの少年との交流。
人形劇師の見事な仕事ぶり。
そして、中国文化との交流。
しかし、日常生活における揉め事。

それらを見つめる赤い風船。

他者との交流の不思議さを感じた映画。



パリに住む少年、シモン。
利発でおとなしい、けれど孤独な少年。

シモンの母親、スザンヌは人形劇師。
とても多忙な毎日を送る女性。

そしてスザンヌが雇ったベビーシッター、ソン。
初めてなのに、
屈託が無く語り合うシモンとソン。
ソンはシモンと壁に描かれた題材をヒントに、
映画を撮るようだ。


ソンとスザンヌも、
単なる雇い主と雇われ人という関係ではなく、
お互いの作品を通じて刺激し合う間柄のようだ。


人形に命を吹き込む人形師の見事な仕事ぶり。
しかし、更なる高みを目指すのだろう。
真摯に中国文化を学び取り込もうとしているように見える。

通常であれば人と人との交わりは、
お互いにとって価値のあるものである。
お互いが求めるものを与え合える関係であれば、
お互いの視野も広がるのだろう。


しかし、スザンヌの下階の住人とのトラブル。
こういう関係は願い下げだ。


多忙を極めるスザンヌではあるが、
時間が許す限りシモンに愛情を注いでいることが良くわかる。
だから、シモンも寂しさを我慢しているのだろう。


それら、全ての人の営みを見つめる赤い風船。


他者との交流の不思議さを感じた映画。
* テーマ:映画感想 - ジャンル:映画 *
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