たとえば檸檬  
2016.06.16.Thu / 14:57 
「ネタバレ」あり。ご注意願います。






母親に愛された記憶がない女性。
総てを奪われ、
束縛から逃れようとしても、
逃れられない。

しかし、本当は娘は愛されていた。
たとえば檸檬。
そんな幸せな記憶を取り戻せたのなら、
幸せにもなれるのだろう。

とても悲惨な映画。
しかしラストに一筋の光が差す。
その光りに安堵させられる映画。



母親から愛された記憶が無い女性二人、カオリと香織。
カオリのパートで描かれているのは、
如何にカオリが母親を失っていくかだ。

働き口を奪われ
折角持てた店も奪われ、
恋人までをも奪われてしまう。
総てを奪った母親が憎い。
それでも愛しているのだろう。



香織のパートで描かれているのは、
母親を失った女性の辛さと、
如何に母親を取り戻していくかだ。

母親から愛された記憶が無い、
というよりも愛されていた自信がない。
だから何かに依存してしまう。
若い男や万引き、死んでしまったはずの娘。
そんなものに依存して生きている。
しかし、香織を助けられる者は居ない。


母親と同じ場所で死のうとした香織。
しかし、最後には母親との幸せな記憶を取り戻す。
きっと、心の奥底に封印されていた記憶なのだろう。
その幸せな記憶故に、無意識の中で、
母親を求め、愛し続けたのだろう。

とても悲惨な映画。
しかしラストに一筋の光が差す。
その光りに安堵させられる映画。
* テーマ:映画感想 - ジャンル:映画 *
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