駅馬車  
2016.07.28.Thu / 20:11 
「ネタバレ」あり。ご注意願います。






それぞれに事情を抱えた個性的な登場人物たちが、
同じ駅馬車に乗って旅を続ける。

時にぶつかり合い、
時に助け合い、
最後にはお互いを理解しあう人々。

超有名なテーマソング。
若きジョン・ウェインの登場シーンのかっこよさ。
インディアン襲撃シーンの大迫力。
決闘シーンまでの緊迫感。
そして、幸せな気分にさせてくれるラスト。

娯楽映画の創始であり、しかし、既に完成形。
後の映画に多くの影響をあたえたであろう映画。
今見ても面白い。魅きつけられる。
まさに、娯楽映画の頂点に立つ映画。




危険な荒野を行く駅馬車。
その駅馬車に乗り込む個性的な面々。
身重な婦人。
酔いどれの医師。
気弱なセールスマン。
街を追われた夜の女。
御者と男気溢れる保安官。
さすらいの賭博師。
犯罪を目論む銀行員。
そして、復讐を誓うリンゴー・キッド。

旅を通して苦難を共にし、お互いを理解しあったり、
隠していた本性を見せる乗客たち。


最初は偏見を持っていた身重な婦人。
しかし、献身的な介護を受け、
生まれたばかりの赤ちゃんを助けられ、
自身の心の狭さに気付かされる。
「何か私に、、、」「いいのよ」の台詞が総てを物語っている。


本当に医師なのか?
疑わしくなるほどに酔いどれていた男。
けれど、いざとなったときに魅せた行動力。
それでも、コーヒーを目一杯飲むシーンには笑わせられる。


正義の為なのか、それとも懸けられた賞金の為なのか。
リンゴー・キッドを捕まえようとした保安官。
しかし、実はリンゴーの安全を考えてのことだった。
親の代わりにリンゴーの事を心配していたのだろう。


正論を堂々と述べる銀行家。
しかし、電報の為の電線が切れたことを知り、
公金を横領しようとしていた。


サンプルとして持ち歩いていたウィスキーをせびられても、
断ることができなかったセールスマン。
しかし皆が口喧嘩をするのを前に静かに諭す。
女性の前では礼儀をわきまえて。
そしてお互いを思いやりましょう、と。


とても紳士的に振舞う、賭博師。
特に身重の女性には異常すぎるほどに紳士的。
しかし、彼は名士の息子。
彼にどのような事情があったのか?
そして、身重な女性に異常に紳士的な訳は?
理由は最後まで語られないが、それ故に魅力的に写る。
きっと、賭博師は昔から身重の女性を知っていた、そして、
片思いを抱いていたのではないか。
そんな想像も出来てしまう。


夜の女という職業の為、
街を追われてしまった女性。
皆が偏見の眼差しで彼女を見る。
しかし、一人の女性として扱ったリンゴー。


インディアン襲撃シーンの大迫力。
決闘シーンまでの緊迫感。
それと同じくらい個性的な面々が見ていて楽しい。

最後には決闘に勝ち、敵討ちを果たすことが出来たリンゴー。
刑務所に戻る覚悟を最初から決めていたのだろう。
しかし、愛する二人を粋な方法で送り出す医師と保安官。
これには本当に幸せな気分にさせられた。


娯楽映画の創始であり、しかし、既に完成形。
後の映画に多くの影響をあたえたであろう映画。
今見ても面白い。魅きつけられる。
まさに、娯楽映画の頂点に立つ映画。
* テーマ:映画感想 - ジャンル:映画 *
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