2016.08.04.Thu / 13:10
「ネタバレ」あり。ご注意願います。
愛しい人には家庭があり、
夜は泊まってはくれない。
そんな寂しい愛人生活の為、
昔患った夢遊病を再発してしまった女。
そして、その女を助けたいと願った男。
ミステリアスな展開で不思議な印象を持った映画。
しかし、落ちが無い。
そこが残念な映画。
ビデオライブラリに勤める青年、ジュリアン。
雨の日に出会った女性、ガブリエルのミステリアスな雰囲気に魅かれ、
彼女を追いかけ、ガブリエルが夢遊病を再発していることを知る。
そこまでの展開は、とてもミステリアスなのだけれど、
ジュリアンがガブリエルに魅かれるところに、
いまいち説得力を感じなかったのが残念。
ガブリエルが夢遊病を再発した理由は、
彼女が寂しさを感じていた為。
愛する人には家庭があり、
そこに帰ってしまう存在。
息子が居ても、友人のような家政婦が居ても、
その寂しさは埋まらないのだろう。
そして、ジュリアンも助けにはならないのだろう。
ジュリアンを利用して愛人に寂しさを訴えようとしたガブリエル。
しかし、それも通用しなかった。
最後には、その愛人を夢遊病中に殺してしまうガブリエル。
そこに犯罪性があったのか、無かったのか?
とても不思議な余韻を残すのだけれど、
よく考えてみると愛人を殺しても、
ガブリエルに得なことは、なにも無い。
他人の人生は、所詮他人の人生。
救うことも、その痛みを和らげることもできない、
ということなのだろうか?
最後には姿を消したガブリエル。
ミステリアスな展開で不思議な印象を持った映画。
しかし、落ちが無い。
そこが残念な映画。
ジュリアンがガブリエルに魅かれるところに、
いまいち説得力を感じなかったのが残念。
ガブリエルが夢遊病を再発した理由は、
彼女が寂しさを感じていた為。
愛する人には家庭があり、
そこに帰ってしまう存在。
息子が居ても、友人のような家政婦が居ても、
その寂しさは埋まらないのだろう。
そして、ジュリアンも助けにはならないのだろう。
ジュリアンを利用して愛人に寂しさを訴えようとしたガブリエル。
しかし、それも通用しなかった。
最後には、その愛人を夢遊病中に殺してしまうガブリエル。
そこに犯罪性があったのか、無かったのか?
とても不思議な余韻を残すのだけれど、
よく考えてみると愛人を殺しても、
ガブリエルに得なことは、なにも無い。
他人の人生は、所詮他人の人生。
救うことも、その痛みを和らげることもできない、
ということなのだろうか?
最後には姿を消したガブリエル。
ミステリアスな展開で不思議な印象を持った映画。
しかし、落ちが無い。
そこが残念な映画。