ブルックリン  
2016.09.01.Thu / 19:34 
「ネタバレ」あり。ご注意願います。






新天地で新しい生活を始めた少女。
最初はぎこちなく、
ホームシックにもなってしまった。
しかし次第に垢抜け、輝き始める。

故郷で起こった悲劇。
そして選ばなければ成らない二つの祖国。二人の男性。


思わず応援したくなる彼女の新生活。
サスペンス以上にハラハラさせられた彼女の選択。
彼女の幸せがとても嬉しく感じられる。
そして、彼女が、あたかも身内のように身近に感じられる。

人生を決める選択。
それを成し遂げた女性。
そんな女性の成長に嬉しくさせられる映画。



アイルランドの片田舎に住む、エイリシュ。
どこか引っ込み思案で消極的。
けれど、内には意志の強さを感じさせる少女。
まともな職も無ければ、未来の選択肢も少ない。
姉の進めもあって新天地アメリカで新しい生活を始めるエイリシュ。
しかし、新しい生活には不慣れなことばかり。
デパートでは友人のように振舞うこと。
訛りを指摘されてしまったこと。
同居人たちの意地悪な会話。
ホームシックになるものの、
神父さんの勧めで始めた簿記の勉強と
ダンスパーティーで知り合ったトニーの存在で、
徐々に垢抜け、輝き始めるエイリシュ。

見ていて思わず応援したくなるエイリシュ。
新生活での心細さ。
故郷を遠く離れた寂しさ。
初めてのことばかりでの戸惑い。
そんなことが、とてもよく伝わってくる。

だからだろう。
彼氏が出来たこと。
仕事が上手にこなせるようになり褒められたこと。
同居人たちは実はとても良い人だったこと。
大学の最終試験に合格したこと。
それらが、とても嬉しく感じられる。

初めての恋愛で、相手に自分の気持ちを素直に伝えられない。
悩んで、助言を求めて、
最後には自分の気持ちを伝えることが出来た。
悩むことが重要なことなのだろう。


故郷に残してきた姉が亡くなった。
故郷に帰れば皆がここに留まることを期待する。
気になる男性、ジムとの出会い。希望した職もある。
留まって欲しい母親が用意したのでは、と思えるほどに順調だ。

一度は故郷に残ることに傾きかけたエイリシュの気持ち。
しかし、アメリカに帰ることを最後には決意する。

故郷がエイリシュにとって嫌な場所だったから、
というのは理由ではないのだろう。
トニーとジムのどちらが好きか、ということでも無さそうだ。
もうすでに結婚をしたから、というのは理由なのかもしれないが、
比重的に大きくは無さそうだ。

私が一番に感じたことは、初心に還った、ということだ。
新しい土地で新しい人生を切り開く。
そして、それは途中までとはいえ成し遂げられていること。
トニーの夢を共に叶えることを、
自分の人生として選択した、ということなのだろう。


人生を決める選択を成し遂げたエイリシュ。
最初の渡航で貰ったアドバイスを初めて渡米する女性に贈る。
それは、頼もしくも微笑ましく感じたシーン。


思わず応援したくなる彼女の新生活。
サスペンス以上にハラハラさせられた彼女の選択。
彼女の幸せがとても嬉しく感じられる。
そして、彼女が、あたかも身内のように身近に感じられる。

人生を決める選択。
それを成し遂げた女性。
そんな女性の成長に嬉しくさせられる映画。
* テーマ:映画感想 - ジャンル:映画 *
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