2016.09.22.Thu / 15:08 
「ネタバレ」あり。ご注意願います。






相手を理解できると思っていた。
共感できると信じていた。
しかし、それは不可能だった。

世代間に存在するジェネレーション・ギャップ。
それには少し憂鬱にさせられるものの、
それでも、この映画の主人公には、
彼を理解し支えてくれる人がいる。
そんな光景に幸せにさせられた映画。



ドキュメンタリー映画の映画監督、ジョシュ。
作品がなかなか完成せず、行き詰っている男。

子供がいないのは良い事だ。
好きなことが好きなときにできる。
でも、好きな事をやってきたのか?
夫婦間でも、なんとなくではあるが、
行き詰まり感が見え隠れする。
大学の講義で知り合った若い夫婦、ジェイミーとダービー。
たちまち彼らと意気投合するジョシュ。

いままで経験してこなかったことを経験し、
刺激を受けて、生活に張りが戻ってくる。
その姿は、少し不似合いで滑稽にさえ見える。
そして、同世代の夫婦たちとも疎遠になってしまう。
しかし、彼らが生き生きとしてくるのは、見ていて楽しい。
けれど、ジェイミーは自身の成功の為に、
ジョシュに近づいてきたことが次第にわかってくる。


重要なのは過程なのか、結果なのか。
成功を重要視するばかりに過程はおざなり。
これではダメだと考えているジョシュ。
それをジェイミーは共感してくれていると思っていた。
でも、違ったのだ。

本当は弟子のような存在が欲しかった。
自分を認めて、共感してくれるような存在が。
けれど、ジェイミーは自分のやり方で成功の階段を昇っていく。
それでも、ジョシュに「友達だろ」というジェイミー。
きっと、ジョシュにとっての友達と、
ジェイミーにとっての友達は、
まったく違うものなのだ。
そんな感覚の違いに少し悲しくさせられる。
それでもジョシュは、「若いから」と理解を示す。
きっと、傍にいてくれる妻の支えがあったから、
そんな様に割り切って考えることも出来たのだろう。

世代間に存在するジェネレーション・ギャップ。
それには少し憂鬱にさせられるものの、
それでも、この映画の主人公には、
彼を理解し支えてくれる人がいる。
そんな光景に幸せにさせられた映画。


映画のラスト。
スマホを操る新しい世代。
彼らはいったい、どんな考えで世界をいきてきくのだろうか?
* テーマ:映画感想 - ジャンル:映画 *
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