2016.10.13.Thu / 12:29 
「ネタバレ」あり。ご注意願います。






誰にも、何事にも誠実に。
そんな自分の生き方を貫いた男。
しかし、
同僚には迷惑を掛け、
妻を悲しませ、
息子たちを不安にさせる。
そして、総てを失いかける。

それは本当に正しい生き方なのか、、、
それでも男は逃げずに戦う。
時に自暴自棄にもなりながらも、
四面楚歌の中でも逃げずに立ち向かう。

そんな男の奮戦に涙を誘われる映画。



建設会社の現場監督アイヴァン・ロック。
完璧を目指し何事にも誠実に対応しようとする男。

仕事も家庭も順風満帆であった。
しかし、一夜の不倫が彼の人生を狂わせる。
明日はヨーロッパ最大の仕事が控えていた。
そして、その夜は息子たちとサッカーを観戦する予定であった。
しかし、すべてをキャンセルして、病院に向かうアイヴァン。

その結果、
同僚には迷惑を掛け、
妻を悲しませ、
息子たちを不安にさせる。
そして、妻からは離婚を切り出され、職も失ってしまう。

果たして、アイヴァンの対応は正しかったのか?
妻に嘘をつくこともできたはずだ。
その夜に真実を伝えるのではなく、
後から告白することも出来ただろう。
仕事にも仮病を言い訳にすることも出来たはずだ。
けれど、すべてに誠実に接したアイヴァン。
それが、彼の目指した生き方だからなのだろう。
愛してもいない不倫相手。
なんだか、とても面倒な相手。
それでも、誠実に対応するのがアイヴァンの生き方なのだろう。


家族には誠実に接してこなかったアイヴァンの父親。
そんな父親のようにはなりたくはない。
だから、総てに誠実に接したい。
それは父親を見返すために。
けれど、窮地に陥り、今では、
逆に父親が逃げ出したくなった気持ちも理解できる。

仕事と家庭。
どちらも捨てずに対応しようとしたアイヴァン。
それは無謀な試みなのかもしれない。
けれど、どちらも捨てようとはしないアイヴァン。
逆に、妻からは、愛想を付かされてしまう。
男と女の価値観の違いが端的に表現されているように感じる。


86分の電話だけでの対応。それでも、
明日の工事は何とか進められるだろう。
不倫相手の赤ちゃんも無事に生まれた。
最後まで逃げずに、総てをあきらめずに対応し続けたアイヴァン。
そんな男の奮戦に涙を誘われる映画。
* テーマ:映画感想 - ジャンル:映画 *
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