高慢と偏見とゾンビ  
2016.12.01.Thu / 21:54 
「ネタバレ」あり。ご注意願います。






お互いに惹かれているはずなのに、
高慢と偏見が邪魔をして、
素直になれない男と女。

古典的名作にゾンビの味付けが絶妙。
男女の痴話喧嘩はカンフーアクション場面となり、
恋の障害は襲い来るゾンビの集団となる。

それらが真面目に突き詰められているので、
可笑しくも面白い。

製作者サイドの真面目な遊び心が、
とても痛快に感じられた映画。
そして、戦う女性の美しさに魅了された映画。



ゾンビがはびこる19世紀のイギリス。
人々は護身の為にカンフーや剣術を習い、
女性といえども自分の身を守らなければならない時代。
この設定がとてもナイス。
家を出れば、そこはゾンビの群れが襲い来る森。
けれど、ベネット家の女性たちは、
怯えて家に籠るわけではない。
結婚のチャンスをものにする為に、
美しく着飾りながらも、
武装して舞踏会に出かけるベネット家の女性たち。
そのシーンが、とても美しく感じられる。

ゾンビが襲ってくれば息の合ったコンビネーションでゾンビをなぎ倒す。
そのアクションシーンが優雅で思わず見とれてしまう。



ベネット家の次女、エリザベス。
資産家であるビングリーの友人であるダーシー。

両者ともにプライドが高くて、
お互いに惹かれているはずなのに、
素直に向き合うことができない。

本来ならば痴話喧嘩であるシーンも、
迫力あるカンフーアクションシーンに早変わり。


手紙を出して誤解を解こうとするダーシー。
二人の心が近づいたかと思ったら、
それを邪魔するゾンビたちと黒幕。
その障害を乗り越えるために、
お互いがお互いを助けあう二人。
そして迎えるクライマックス。

欲を言えばラストは、
黒幕のアップで終わるのではなく、
その黒幕を迎え撃とうとする姉妹たちのアップで終わって欲しかった。

製作者サイドの遊び心が、とても心地よい映画。
そして、戦う女性の美しさに魅了された映画。
* テーマ:映画感想 - ジャンル:映画 *
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