オデッセイ  
2017.01.09.Mon / 20:10 
「ネタバレ」あり。ご注意願います。






計算をすれば、
自分があとどのくらいで死んでしまうのかが分かる。
それは圧倒的な絶望。
そんな冷たい現実を目の前にして、
それでも生きることを諦めなかった男。

生き延びることだけを考えれば、
絶望的な気分になるのかもしれない。
しかし、目標の為に何をしなければならないか、
細分化して考えれば、
すべきこと、できることは沢山ある。
食料の確保。
帰り道の確保。
通信手段の確保。
一つ一つを確実にこなしてゆけば、
道は開かれてゆくのだろう。
たとえ僅かに届かないとしても、
その隙間は、
その時に考えれば埋めることもできるのだ。

生き残ることに前向きに取り組んだ男。
その精神力に感嘆させられる映画。




火星に一人取り残された男、マーク・ワトニー。
絶望的な状況でも、生き延びることを諦めない、
とてもタフで前向きな男。

生き延びるためには何をしなければならないか?
現状を把握し、目標を定め、不足分を如何に補うかを考える。
食料やローバーと呼ばれる車両の走行可能距離。
地球との通信手段。
状況だけを考えれば絶望的。
しかし、すべき事、できる事は限りなく沢山ある。
絶望に自暴自棄になっている暇はない。
一つ一つを粘り強く対応してゆくワトニー。


火星を植民地化して、
宇宙海賊となり、
最後には世界最速の男になる。
そしてワトニーを常に励ます趣味の悪い音楽たち。
深刻に考えても状況は変わらない。
だったら、まずは笑え、なのだろう。


ワトニーを助けるために、
命令違反を決意した仲間たち。
そのシーンが、とても嬉しく感じられる。

火星から脱出できたものの、僅かに届かない。
宇宙船を爆風により減速させる。
宇宙服に穴をあけ、空気の噴射で宇宙を駆ける。

それまでの積み重ねが圧倒的な絶望を埋め、
足りない分はお互いの創意工夫で乗り切る。
そして、最後には生き延びるという命題を成し遂げた仲間たち。

一人の男を生還させるため、手を取り合った地球の人々。
もし、現実にこのようなことが起こればどうなるのか?
もし、一人の男の生還の為に世界が手を取り合うことができたのなら、
地球の未来は明るいのだろう。


生き残ることに前抜きに取り組んだ男。
その精神力に感嘆させられる映画。
* テーマ:映画感想 - ジャンル:映画 *
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