2017.02.09.Thu / 21:28 
「ネタバレ」あり。ご注意願います。






目に見えないものを信じなかった男。
信じない故に、心を絶望に捕らわれ、
偏屈な思想に心を支配され、
無味乾燥な人生を送ることになる。

けれど、
目に見えないものを、
信じて良いと分かった時の彼の喜び。
それは新しい人生の意味と価値。

騙されたと分かったとしても、
それでも目に見えないものを信じても構わない。
そう思えるようになった男。

相変わらずの毒舌なれど、
人生が豊かなものであることを発見した男の、
喜びが微笑ましく見えた映画。





今日も舞台で華麗な魔術を披露する、スタンレー。
合理主義で霊界や超能力は信じない。
毒舌で皮肉屋。
ちょっと友達にはなりたくはない男。
霊能力者である、ソフィ。
霊能力者であるにもかかわらず、
神秘性やオーラといった雰囲気から、
かけ離れて見える女性。


友人からソフィのインチキを見破って欲しいと頼まれたスタンレー。

ソフィの登場の仕方。そして、波動というセリフ。
交霊会のいかがわしさ。
すぐにソフィが偽物の霊能力者であることが感じられる。
それと同時に、彼女のマジックの種も。


最初はソフィを全く信じていなかったのに、
叔母の秘密を言い当てられ信じるようになったスタンレー。
信じるようになったというよりも、
スタンレーは、本当は最初から信じたかったのだろう。
この世界に存在する目に見えないものを。

信じたかったものを信じて良いと分かった時の喜び。
そんなスタンレーの姿を見て魅かれていくソフィ。


最後の戸を叩く音、「トン」が、なんともおしゃれ。


相変わらずの毒舌なれど、
人生が豊かなものであることを発見した男の、
喜びが微笑ましく見えた映画。
* テーマ:映画感想 - ジャンル:映画 *
No.1461 / タイトル ま行 /  comments(0)  /  trackbacks(0) /  PAGE TOP△ 拍手する
COMMENT TO THIS ENTRY

  非公開コメント
TRACKBACK TO THIS ENTRY

ご注意

ブログ内検索

全ての記事を表示する

プロフィール

ヤン

銀河英雄伝説名言録



present by 田中芳樹:徳間書店「銀河英雄伝説」

フリーエリア

FC2カウンター

フリーエリア

ブロとも申請フォーム

フリーエリア

CopyRight 2006 Heaven of the Cinema All rights reserved.