海難1890  
2017.02.16.Thu / 21:42 
「ネタバレ」あり。ご注意願います。

1890年のエルトゥールル号海難事故と
1985年のテヘラン脱出劇

困っている人を助けたいと思う心と、
優しさを受けた時の喜び。

そんな、人の優しさや真心は、
人々の記憶にとどまり、
海を越えて広がってゆくのだろう。

その事実に嬉しくさせられる映画。




遥か彼方から、
様々な困難を乗り越えやって来た、エルトゥールル号。
国や家族と遠く離れてきたが、もうすぐ再会できる。
しかし、帰国の途に就いた途端、
座礁してしまうエルトゥールル号。
海で遭難した人を助けるのは自然なこと。
吹き荒れる嵐、
多くの血が流れ、今にも死にそうな人々。
そんな状況に臆するも、
勇気を振り絞りトルコの人を助けようとする漁民たち。
嵐の海に飛び込む青年。
初めての心臓マッサージ。
裸になって遭難者を温める娼婦たち。

少ない食料を分けあるトルコの船員と村の人々。

そして、総出で別れを惜しむ人々。
歌を歌い、手を振り続ける人々の姿が感動的。




48時間に迫ったイラン上空の飛行機に対する無差別攻撃。
しかし、法人の脱出は絶望的。
最後の希望はトルコの救援機。
しかし、トルコの人々も多くが取り残されてしまっている。

国民を信じ、臨時便の増発を決めた大統領。
危険な任務に多くのパイロットが志願する。
そして、自分たちの席を譲ってくれたトルコの人々。



90年以上前に受けた恩を忘れずに、
恩返しをしてくれたトルコの人々。
けれど、この話は、それだけには留まらないのだろう。


困っている人を助けたいと思う心。
その有難み、暖かさ。
それを受けた時の喜び。
そんな幸せな記憶が人々の心に留まり、受け継がれ、
目の前にいる、困っている人を助けようとする。

人の優しさ、善意、真心は、受け継がれ、広がってゆくのだ。
その事実に嬉しくさせられる映画。
* テーマ:映画感想 - ジャンル:映画 *
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