ザ・コンサルタント  
2017.03.30.Thu / 12:35 
「ネタバレ」あり。ご注意願います。






天才的な会計士にして、凄腕の殺し屋。
会計士の仕事は完璧にこなし、
冷徹に、無表情に相手に止めを刺す。
自身を守るための備えも怠らない。
完璧に見えた男。
しかし、彼にも人としての一面がある。

絵画を愛し、
父と弟を愛し、
仕事で知り合った女性にも淡い好意を抱く。

彼をサポートする女性。
密かに彼を支援したいと思っていた男。
男の人間性を知れば、
彼らの気持ちも理解できるようになってくる。

最初は不愛想に見えた主人公。
しかし、最後には愛らしく見えてくる。
次回作は、きっと造られると信じたい。
彼らが活躍する次回作がとても楽しみな映画。


アメリカの片田舎にある事務所で、
会計士を営む、クリスチャン・ウルフ。
とても平凡に見える男。
しかし、ウルフには裏の顔がある。
天才的な会計士として裏社会の金を洗い、
凄腕の殺し屋として、
冷徹に、クールに仕事をこなす。

とても不愛想で、無表情な男。
それは彼が裏の顔を持つという以上に理由があった。
そして、彼が凄腕の殺し屋である理由も。

自閉症故に、数字に強くて、
自閉症故に、世界は息子に優しくない。
そして、不愛想にも見えてしまう。
けれど、彼が人間味にかけているというわけではないのだ。


一見平凡に見えた一般企業の会計監査。
しかし、そこには不正が存在していた。
命を狙われる、ウルフ。
しかし、それを見事に撃退する。
これには、ウルフの素性を知らずに狙った方が、
可哀そうに感じられる。
巻き込まれた老夫婦を助け、
別れ際は何事もなかったかのように手を振る。
それは、嫌みや、ええかっこしいなどではなくて、
ウルフにとっての自然な振る舞いを心がけようとした結果なのだろう。

仕事で知り合った女性、デイナ。
最初は距離をおいていたのだけれど、
徐々に親しみを感じ始めるウルフ。
全く自分には無関係でリスクさえ伴うのに、
ディナの危機に駆けつけるウルフ。
襲ってきた敵に止めを刺す姿がとてもクール、けれど、
ディナをかくまったホテルの選択の理由を語るウルフが微笑ましい。
それら理由は、ウルフなりに懸命に考えた結果なのだろう。

最後には運命的な再会を果たし、和解したウルフとウルフの弟。
ウルフをサポートしていた女性の正体も、
実はウルフにとっては掛けがえのない存在であったことも分かってくる。
ウルフを追っていたFBIの捜査官。
実は、ウルフに助けられ、ウルフをサポートしたいと思っていた。


最初は不愛想に見えた主人公。
しかし、最後には愛らしく見えてくる。
ウルフを支え、支えるであろう彼らにも愛着がわいてくる。
彼らが活躍するであろう次回作も作られると信じたい。
次回作がとても楽しみな映画。
* テーマ:映画感想 - ジャンル:映画 *
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