スティーブ・ジョブズ  
2017.04.20.Thu / 20:03 
「ネタバレ」あり。ご注意願います。






スティーブ・ジョブズという人物の人柄を、
彼が開発した三つの製品の発表会の直前を通して描いた映画。

自分が信じた理想を強く持ち妥協はしない。
その理想の実現の為には手段は選ばない。
友情や愛情よりも、理想の実現は優先される。
けれど、人が嫌いというわけではない。
大切に思う人は沢山いる。
けれど、理想の実現の方が優先順位が高いのだ。

けれど、それが段々と変化していく。
最初は容赦が無かった。
けれど、少しづつ世界に歩み寄り、
だからこそ、最後には成功をつかんだようにも見える。
それとも世界がやっと彼に追いついたのだろうか?

強烈な個性を持つスティーブ・ジョブズ。
人に嫌われて当たり前の人物ではあるが、
それでも、多くの人が彼を訪れる。
そんな不思議な魅力を持った男の、
心の変化が面白いと感じられた映画。




マッキントッシュの発表プレゼンの直前。
マックにハローと言わせることに拘る。
養育費は払わない。
マックは売れると信じて疑わない。
アップルIIの開発者たちには謝辞を言わない。
プログラムも開発できなければ、
ハードウェアを開発することもできない。
けれど、自分が信じた理想を強く押し通す。
それ以外の事は厭わない。
プレゼでメモリを増設しても、
価格が上がっても、
正しいと自分が信じた道を突き進む。
嫌われても構わない。
この製品の発表に他の製品の話題を持ち込むのは、正しくはない。
けれど、子供は教育を受けるべきだ。
だからこそ、養育費を払うことを承知したのだろう。


ネクストの発表プレゼンの直前。
完全な立方体にこだわり、
しかしOSのめどは立たない。
キューブは完全なる失敗作。
相変わらずアップルIIには敬意を払わない。
けれど、娘には愛情をもって接し、
言い争いはしたが、ウォズを友と呼ぶ。

少し世界に歩み寄ったのか?
それとも、最初から、そうだったのか?


iMacの発表プレゼンの直前。
今度はサメの絵にこだわる。
部下たちには嫌われているにも関わらず、
けれど慕われているように見える。
それでも、謝辞は固辞する。
娘の行動を気にし、そして和解する。
スカリーとも和解した。


正しいと自分が信じた道を突き進み、
それ以外には無頓着だった。
嫌われたくはないが嫌われても平気だったはず。
けれど、実は養子先から返されるのは彼にとっては恐怖だった。
アンディーに嫌われていたことを知ってショックを受ける。
そして、スカリーともよりを返した。
これが、彼の本質というよりも、
娘との交流で変化したように見える。

プレゼの客を待たせ、娘と和解し、
娘が初めて書いた絵をプレゼで使用する。
それなりに娘の事を愛していたのだろう。

強烈な個性を持つスティーブ・ジョブズ。
人に嫌われて当たり前の人物ではあるが、
それでも、多くの人が彼を訪れる。
そんな不思議な魅力を持った男の、
心の変化が面白いと感じられた映画。
* テーマ:映画感想 - ジャンル:映画 *
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