幕が上がる  
2017.09.21.Thu / 21:47 
「ネタバレ」あり。ご注意願います。






部長という大任をまかされ、
しかし何をしていいのか分からず、
途方に暮れていた少女。

成り行きで始めた演劇。
一度は辞めようと思っていた。けれど、
仲間たち、先輩、指導してくれる教師に支えられ、
演劇の楽しさを知る。

私たちは、どこまでも行ける。
けれど、行っても行っても、果てがない。
だから、恐れる。不安になる。
しかし、先輩たちはすでに遠くまでたどり着き、
さらに、その先を目指している。

果てなき先を目指そうとする勇気と力が、
彼女たちの青春を輝かせ、
無限の可能性を生み出している。
そんな勇気と力の輝きに魅了される映画。



高校の演劇部に属している、高橋さおりさん。
三年生が卒業し、周りから部長に推された少女。
見学に行って褒められて、
成り行きで始めてしまった演劇。
ユッコみたいに女優として華があるわけでもない。
なんで演劇やってるのか、将来何をしたいのかも分からない。
自分はいったい何?
だから、部長なんて勤まるわけがない。
オリエンテーションも大失敗。
途方に暮れ、演劇を辞めようと思っていたさおりさん。
しかし、さおりさんの目の前に救世主が現れる。

大学で学生演劇の女王と呼ばれていた教師、吉岡先生。
吉岡先生の提案で始めた肖像画。テーマは私と家族。
部が動き始める。空気が変わる。そして、楽しくなってきた。

参加賞もどきの優良賞は嫌だ。
でも地区大会を勝ち進むと受験に影響する。
でも、それだけではない。
人生が狂うかもしれない。
それは、きっと、
吉岡先生の実体験からなのだろう。

台本を書かなければ、という強いプレッシャー。
けれど題材は目の前にあった。
悩みを抱えた仲間。
友人が何を言いたいかだって知っている。
私はみんなを最高に良く見せる人。


苦しい時、迷った時は稽古場を思い出せ。
苦しい努力の結果で得たものは裏切らない。
あの台本には自分たちが詰まっている。
吉岡先生が去ってしまった。
けれど、もう後には戻らない。
舞台に自分たちの総てを詰め込んで此処まで来た。
だから、もう戻れない。
そして此処から無限の彼方を目指す。


果てなき先を目指そうとする勇気と力が、
彼女たちの青春を輝かせ、
無限の可能性を生み出している。
そんな勇気と力の輝きに魅了される映画。
* テーマ:映画感想 - ジャンル:映画 *
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