2017.09.28.Thu / 21:50 
「ネタバレ」あり。ご注意願います。






大韓帝国、最後の皇女。
しかし、
自らの意志で、
自らの人生を生きることもままならない。

日本の統治政策に翻弄され、
新しくできた韓国政府に翻弄され、
故国に帰ることもできない。


永い時を経て、
約束を叶えることができた皇女と新聞記者。
その永さが重く感じられた映画。

史実をベースにした映画ではあるが、
ほとんどはフィクションらしい。
ほとんどが史実だと思って見ていたので、
ちょっと肩透かし。
映画としても歴史ドラマや数奇な運命を描いた映画というよりも、
ロマンスや故郷への想いの方が強く感じられる。
そこがちょっと残念な映画。



大韓帝国、最後の皇女、徳恵翁主。

日本統治時代は公式の場には和服。
強制的に日本に留学。これは人質も意味していたのだろう。
だから母親が危篤であっても、帰国もままならない。
祖国の民衆が奴隷同様に扱われている。
しかし、皇女としては何もできない、不甲斐なさ。
母親を取るのか、民衆の希望を取るのか?
民衆の為に希望になることを選択した徳恵。
それがとても健気に感じられた。
しかし、遠のいてしまう祖国への帰路。

民衆を救うため、抗日運動に身を投じる徳恵。
しかし、上海亡命は叶わなかった。


戦争が終わり祖国に帰れると思っていた。
けれど、皇女を拒否する祖国。

ただ、祖国から拒否された悲哀は十分には感じられなかった。
やはり、この辺りを明確に描くと、
韓国への非難と成りかねないので、
ぼやかしたのだろうか?

10分待っていてくれ、すぐに追いつく。
祖国に戻ったら必ず会いに行く。
それら約束を叶えるのに掛かった長い年月。
その長さが重く感じられた映画。
* テーマ:映画感想 - ジャンル:映画 *
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