2017.10.05.Thu / 14:32 
「ネタバレ」あり。ご注意願います。






自分に自信が持てなかった青年。
しかし、タイム・トラベルの能力を得て、
大切な時をやり直し、
自身の人生を幸せなものへと変えていく。

けれど、タイム・トラベルは万能ではない。
何かを選択したら何かを失う。
何度繰り返せすことができたとしても日々の貴重さは変わらない。
一日一日を大切に生きることが、その価値を高めてゆく。
それはタイム・トラベルの能力を持っていても、
持っていなくても、なんら変わらない。

自身の人生を、より豊かにする術を見つけた青年。
普段は忘れがちな、その真実に、
人生の価値を再認識させられた映画。



ちょっと風変わりな一家と住む、ティム。
どこか自分に自信が持てない青年。
けれど、タイムトラベルの能力を持つことを父親から告げられ、
その日から人生が一変する。
人生は後悔の連続だ。
ちょっとした失敗。
取り返しのつかない間の抜けた台詞。
勘違いや、すれ違い。
それらをすべてやり直せれば、
後悔は感じなくなる。

ティムが出会った運命の女性、メアリー。
メアリーと結ばれるために、
過去を何度もやり直すティムが微笑ましい。
初めての夜も、満足がいくまで、
何度もやり直せるのは、とても羨ましい。

けれど、二人が結ばれたのは、
タイムトラベルの能力のお陰だけではない。
お互いの相性、お互いへの愛情。
二人の性格、人柄が、
うまく作用したことも大きいのだろう。


妹に幸せになって欲しい。
その為に妹の過去を変えたティム。
しかし、それにより愛娘とは出会えない人生となってしまった。
何かを選べば何かを失う。
いくらタイムトラベルの能力があっても、
総てを得られる人生を過ごせるわけではない。


父親が死んでしまった。
生前の父には、何時でも会いに行けるはずだった。
けれど、三人目の子供を欲しがるメアリー。
だから、父親よりも三人目の家族を選んだティム。
父親も、それを望んでいるはずなのだ。

父親とはいつかは別れなければならないのだから。
過去を向いては、未来を生きられないのだから。
父親と決別し、未来を生きることを決めたティム。


まったく同じ一日を過ごしても、
気の持ちようで新鮮な驚きに満ちてくる。
他人との何気ない会話も素敵な出会いに変ってくる。
それは、一日をやり直したからではない。
本人の気持ちの持ちようなのだ。
だから、タイムトラベルをしなくなったティム。
今日という一日の大事さを意識すれば、
タイムトラベルは要らなくなる。

自身の人生を、より豊かにする術を見つけた青年。
普段は忘れがちな、その真実に、
人生の価値を再認識させられた映画。
* テーマ:映画感想 - ジャンル:映画 *
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