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  未来のミライ  
2019.11.14.Thu / 20:08 
「ネタバレ」あり。ご注意願います。






お父さんとお母さんだけの世界で暮らしてきた男の子。
しかし、そろそろ世界を知る年になったのだろう。

未来の妹。
少女時代のお母さん。
青年時代のひいじいじ。

様々な人と経験した様々な事。
そして実感する。
自分と世界と繋がり。
その奇跡的な出会い。
その有難さ。
自分は独りではないことを知れば、
新しい世界に踏み出すこともできるのだろう。

新しい世界に踏み出そうとする男の子。
その晴れやかさが眩しく感じられた映画。




今までは両親の愛情を一身に受けて育ってきた男の子、くんちゃん。
しかし、妹ができて、両親は妹に掛かり切り。
なぜ自分が暮らしてきた世界が、
居心地悪く変わってしまったのか?
それが理解できない。
ヤダと好きくない、を連呼してみても、
何も変わらない。
初めて見た、赤ちゃんは新鮮で、とても可愛い。
けれど、つまらない。
見ているこちらも不快になるほどに、
戸惑いと苛立ちを感じている。
庭で出会った不思議な男。
その正体は、犬のゆっこ。
ゆっこに、その感情は嫉妬だと諭されても、
今のくんちゃんには理解できない。
でも、ゆっこにも心があることは理解できる。
だから、ゆっこは今までとは違って見える。

お雛様を片付けなければ婚期が遅れる。
未来からきたミライちゃんとお雛様を片付ける、くんちゃん。
一緒にドキドキの経験をすれば、
嫌いだったミライちゃんにも親近感が湧いてくる。

少女時代のお母さんは、とてもヤンチャ。
そして、自分と同じように怒られている。
そんなお母さんがとても可哀想。
思わず頭を撫でてみる。
それは、お母さんに対しては初めての感情。

自転車に一人で乗れない、くんちゃん。
お父さんに助けを求めても、ミライちゃんにかかりっきり。
それが、とても嫌だった。
でも、若いひいじいじに、教えてもらう。
遠くを見れば怖くない。
遠くに見える風景の新鮮さ。
そして、お父さん以外の人に何かを教えてもらう。
それも、くんちゃんには初めての経験。
初めて一人で乗れた自転車。
そして、初めてできた、お友達。

迷い込んでしまった未来の東京駅。
一人では、とても心細い。
ミライちゃんの危機を救い、実感する。
ミライちゃんは掛けがえの無い妹。
今まで知らなかった、お父さん、ゆっこ、ひいじいしの過去。
それらが、今の自分に繋がっている。
それは奇跡的なこと。
自分という存在が何かに繋がっていて、
自分が決して孤独ではないことを実感できる。
ここで、未来のミライちゃんとはお別れ。
でも、本当は繋がっている。

自分は独りではないことを知った、くんちゃん。
孤独でないことを知れば、
新しい世界に踏み出すこともできるのだろう。

新しい世界に踏み出そうとする、くんちゃん。
その晴れやかさが眩しく感じられた映画。
* テーマ:映画感想 - ジャンル:映画 *
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