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2022.10.06.Thu / 20:57 
「ネタバレ」あり。ご注意願います。






絶望とも呼べる運命との闘い。
父親への憎しみ、そして和解。
人間は地球にとっては寄生虫なのか?
一度、滅びなければやり直せないのか?
人類を信じることはできないのか?

家族とも呼べる存在か、
それとも崇高な任務か。

愛する人のもとに戻ることか、
それとも愛する人を救うことか。

その狭間で揺れ動いた男たち。
その葛藤が心に残る映画。

ただ、もう少しシンプルにも描けたのではないのか?
そこが残念な映画。



酸素が枯渇しつつある未来の地球。
そこで暮らす、イーサン・ホワイト。
父親に捨てられたが故に、
愛する妻を大切にしたいと願う男。
しかし、人工酸素に拒否反応を示してしまう妻。
助けるには未来にあるはずの治療方法を手に入れるしかない。
人工酸素を製造しているクロニコープ社が開発したタイムマシンで、
未来に旅立つイーサン。
クロニコープ社の指示により、
イーサンには内密で、イーサンを守り続けてきた男、ジュード。
イーサンを守るべく、ジュードも未来へと旅立つ。

徐々に明かされる真相。
治療薬はない。
妻を助ける方法も存在しない。
家族を失ってしまったクロニコープ社のCEOは、
人類に憎しみにも似た絶望感を抱いている。
人類は一度滅んでしまったほうが良い。
そして選ばれた人間だけが再生された地球で新しくやり直す。
そうしなければ、少ない資源を殺してまでも奪い合い、
自らを滅ぼすようなことが繰り返されるだけ。


家族とも呼べる存在か、それとも崇高な任務か。
計画を止めようとするイーサンを前に苦悩するジュード。
計画の為にはイーサンを殺さなければならない。
そして、このままいけば俺はイーサンを殺してしまうのだろう。
しかし、いつしかイーサンのことを本当の家族のように思ってきた。
計画よりも、愛情を選んだジュード。


妻に必ず帰ると約束した。
しかし計画を阻止し、植物を送らなければ、妻は死ぬ。
そして植物を送れば自分は帰れることができなくなる。
父親は自分を見捨てたわけではなかった。
二度と会うことはできなかったが、
本当に自分の事を愛してくれていた。
それが今ならばわかる。
愛する妻の為に別離を選んだイーサン。


異なる選択の狭間で揺れ動いた男たち。
その葛藤が心に残る映画。
* テーマ:映画感想 - ジャンル:映画 *
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