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  ラン・ハイド・ファイト  
2023.02.23.Thu / 21:43 
「ネタバレ」あり。ご注意願います。






人質を取り、
学校内に立てこもった武装した高校生たち。
皆を助けるために、
武装した高校生に一人で立ち向かう女子学生。

傷つきながらも戦いを諦めない。
そして戦いの中、
自分が大切にした者たちへの愛情を、
再認識してゆく。

ちょっとやり過ぎ感はあるものの、
彼女の奮戦に眼が離せなかった映画。



軍人の父からサバイバル術を学んできたゾーイ。
母が死に、父親とはわだかまりができてしまった。
恋人であるルイスからのプロムの誘いも、
素直には喜べない。
しかし、そんな平凡な日常が一変する。
突如、武装した学生たちが乱入し、
学生たちを人質にして、立てこもる。
躊躇することなく学友たちを殺害する。
交渉に来た教師も殺害されてしまった。


危機一髪のところで難を逃れたゾーイ。
このまま脱出することも可能なのだろう。
しかし、学友たちを助けるため、
校舎に戻るゾーイ。


死んだはずの母親が語り掛けてくる。
ある時は、母親の助言で助かり、
またある時は、母親の言葉で冷静さを取り戻す。
母親の有難みを再認識できた。

絶体絶命のピンチに父親が助けてくれた。
今までは素直になれなかった。
けれど今は素直になれる。
お礼を言い合う父親とゾーイが微笑ましい。

銃で撃たれてしまったルイス。
此処には残していけない。
しかし残していかざるを得ない。
あなたは一番大切な人。
そんなセリフも嬉しい。

最初は軍人から英才教育を受けた女子学生が、
テロリストと戦う映画と思っていた。
たしかにゾーイは、
並みの学生よりはタフで鋭い観察眼を持ち機転も利く。
しかし、それ以上にゾーイが魅せたのは、
皆の為に戦い続けるガッツだ。
最後に主犯を撃ったのは、やり過ぎ感は感じたものの、
皆の為に戦う姿がかっこいい。


戦いの中、
自分が大切にした者たちへの愛情を、
再認識してゆくゾーイ。
ちょっとやり過ぎ感はあるものの、
ゾーイの奮戦に眼が離せなかった映画。
* テーマ:映画感想 - ジャンル:映画 *
No.2066 / タイトル ら行 /  comments(0)  /  trackbacks(0) /  PAGE TOP△ 拍手する
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