fc2ブログ
  ユリョン  
2023.03.16.Thu / 22:43 
「ネタバレ」あり。ご注意願います。






一体彼らは何を目指して行動を起こしたのか?

自らの存在意義を誇示するため。
日本に復讐をするため。
裏切られた祖国を返り討ちにするため。
自らが生き残るため。

恐らくはもっと良い方法があったのではないか?


存在を消され、
存在しないはずの潜水艦に押し込まれ、
外界との接触を断たれ、
精神的に病んでしまった結果なのか?

凄まじい緊迫感。
されど、彼らの行為にはついてはいけない。

無理矢理感を強く感じてしまった映画。




艦長の愚行を阻止するために射殺してしまった。
それは許されるべきことのようにも思えたが、
なぜか死刑宣告を受けてしまう男、イ・チャンソク。
海軍のエリートで父親も海軍軍人であった男。
死刑が執行されたにもかかわらず、
生き残ったチャンソク。
チャンソクの新しい所属は、
存在しないはずの潜水艦、幽霊。
極秘に建造されたが故に、記録上は存在せず、
乗組員もチャンソクのように偽装死によって、
社会的存在を消された男たちばかり。

外界に戻ることは絶望的。
ここで生涯を全うするしか残された道はない。
それは、とても過酷な境遇。


新たな秘密任務を帯びて出港する幽霊。
しかし、それは死への旅路。
幽霊の存在を察知した日本、アメリカの前で、
轟沈し無かったことにしてもらうこと。
しかし、それを察知した副長は反乱を起こす。
けれど、そこから先、彼らは何をしたかったのか?
日本全土に核ミサイルを撃ち込むことで、
戦争を起こしたかったのか?
後先の事など考えず、
過酷な状況下で捨て鉢になってしまったのか?
例のグロいシーンにもついてはいけない。


懸命に副長の愚行を阻止しようとするチャンソク。
ただ、被爆者を出さないためというよりも、
国益に沿わないから、という説得の仕方が、とても残念。


凄まじい緊迫感。
されど、彼らの行為にはついてはいけない。

無理矢理感を強く感じてしまった映画。
* テーマ:映画感想 - ジャンル:映画 *
No.2071 / タイトル や行 /  comments(0)  /  trackbacks(0) /  PAGE TOP△ 拍手する
COMMENT TO THIS ENTRY

  非公開コメント
TRACKBACK TO THIS ENTRY

ご注意

ブログ内検索

全ての記事を表示する

プロフィール

ヤン

銀河英雄伝説名言録



present by 田中芳樹:徳間書店「銀河英雄伝説」

フリーエリア

FC2カウンター

フリーエリア

ブロとも申請フォーム

フリーエリア

CopyRight 2006 Heaven of the Cinema All rights reserved.