fc2ブログ
2023.05.11.Thu / 11:40 
「ネタバレ」あり。ご注意願います。






彗星の衝突により滅びようとしている人類。
大災害を前にして再び愛情を取り戻す夫婦。
夫婦の絆の再生を描きたかった映画かもしれない 。

しかし、それより強く感じたのは、
宝クジの様なものに当たってしまった家族の悲劇。
人々から憎まれ狙われ、やむを得ず人を殺す。
選ばれなければ出会わずに済んだ悲劇。
そして、生き延びるかことが出来る可能性がある事を知らなければ、
跑く事もなく静かに心安らかに死を迎えたかも知れない。

大災害を前にして人々が生き延びるためとはいえ、
鬼畜の道を選んでしまうのは致し方ないのか。
そんな印象を持ってしまった映画。




建築技師のジョン・ギャリティ。
子供を強く愛してはいるが、
夫婦仲はあまりうまくいっていない男。
地球に接近しつつある彗星クラーク。
無事に通り過ぎるだけだと皆が考えていた。
しかし、48時間後には地球に衝突し、
人類のほとんどが死に絶えることが判明する。

大統領アラートで避難対象者に選ばれたジョン一家。
助けを求める近所の知り合いたちも見捨てなければなならない。
避難対象者であることが知られると、
リストバンドを奪おうと皆が襲ってくる。
やむを得ず抵抗し図らずも殺害してしまう。
もし、争うこともなくカナダに向かい飛行機に乗ることができれば、
皆が助かったかもしれない。

なんとか父親の家にたどり着くことはできた。
ひと時の平穏。
しかし、助かるためにはグリーンランドに行かなければならない。
そんなことを知らなければ、
父親とともに心安らかに死を迎えたかも知れない。
しかし、生き延びる可能性があることを知ってしまった。
だから行動を起こさざるを得ない。
それが自己勝手な行為になるとしても。

一人自身の家にとどまった父親。
ここで生き、ここで死ぬ。亡き妻の思い出とともに。
それは幸せな死の迎え方なのかもしれない。
少なくとも自己勝手な行いや鬼畜な争いをせずに済む。

大災害を前にして人々が生き延びるためとはいえ、
鬼畜の道を選んでしまうのは致し方ないのか。
そんな印象を持ってしまった映画。
* テーマ:映画感想 - ジャンル:映画 *
No.2087 / タイトル か行 /  comments(0)  /  trackbacks(0) /  PAGE TOP△ 拍手する
COMMENT TO THIS ENTRY

  非公開コメント
TRACKBACK TO THIS ENTRY

ご注意

ブログ内検索

全ての記事を表示する

プロフィール

ヤン

銀河英雄伝説名言録



present by 田中芳樹:徳間書店「銀河英雄伝説」

フリーエリア

FC2カウンター

フリーエリア

ブロとも申請フォーム

フリーエリア

CopyRight 2006 Heaven of the Cinema All rights reserved.