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  ザ・クリエイター/創造者  
2024.03.28.Thu / 18:00 
「ネタバレ」あり。ご注意願います。








この映画を未見の人は、映画を見てから下記を読んでください。
ネタバレ満載なので。
お願いします。



人は死ねば天国に行くか、地獄に落ちる。
AIは機械だから天国にも行けず、地獄にも落ちない。
機能が失われ活動が停止すれば廃棄される。
それは死ではない。
しかし、果たしてそれは正しいのか?

少女の姿をしたAIと感情を交わした男。
必死に、その少女を守り続ける。
最愛の女性をコピーしたAI。
それでも出会えたことに感謝する。

人は自身が認めれば、AIですら生命となりうる。
感情を交わせば、人となりうる。
その境はあいまいというよりも、
その人自身に依存しているのだろう。
そんなことを感じた映画。


AI対人間の戦争という設定は、
正直ありきたりだし、
最後に人間の巨大兵器が撃墜され、
AIにとっての脅威が去った、
というオチもありきたり。
しかし、ビジュアル面が素晴らしい映画。
西暦2075年。
ロサンゼルスでAIが起こした核爆発。
AIを排除しようとするアメリカ。
AIと共存を望むアジア。
主張が違うが故に戦争を始める両陣営。
戦争というよりも、
一方的にアメリカが、
AI狩りをしているようにも感じられる。


AIの創造主ニルマータをを探るべく、
潜入捜査をしたジョシュア。
しかしニルマータの所在が判明するより早く、
アメリカの急襲を受けて、
妊娠中の妻、マヤは死んでしまった。

それから五年後。
マヤがまだ生きていると聞かされ、
究極のAIを拿捕すべく、
軍に召集されるジョシュア。
全ては最愛のマヤに一目会うがために。
しかし発見された究極のAIは少女の姿をしたアルフィー。

アルフィーはマヤの居場所を知っている。
だからこそ、軍から追われてでもアルフィーを守る、匿う。
そして逃避行を続ける二人。


AIは機械。だから偽物。
重要なのは生きている俺とマヤ、そしてお腹の子供。
そんな考えをしていたジョシュア。
しかし、アルフィーと逃避行をするうちに、
徐々に、その考えが変化してゆく。


遂にマヤと再会できたジョシュア。
しかし、マヤは植物人間となり、
二度とは目を覚まさない状態に。
AIは人を殺せない。
けれどジョシュアは終わりを与えることができる。
泣きながらマヤを天国に送ったジョシュア。

アルフィーは二人の子供をコピーして創造された。
そしてアメリカの巨大兵器ノマドを撃墜するのがアルフィーの役目。
それは兵器破壊後にはアルフィーが犠牲となることも意味している。
ならば、この子を守り通す。

アメリカの巨大兵器ノマドに向かう二人。
ノマドの破壊には成功した。
しかしジョシュアだけが逃げ遅れる。
お前だけ行け。
自らを犠牲にしてアルフィーを助けるジョシュア。

マヤをモデルにして作成されたAI。
アルフィーはマヤの記憶を、そのAIにコピーしていた。
その時は動作しなかったがノマド墜落の直前動き出す。
そして出会うことができたマヤとジョシュア。


果たしてアルフィーはジョシュアの娘だったのか?
最後に出会えたマヤは本物だったのか?
現実的には違うのかもしれない。
けれど人は自身が認めれば、AIですら生命となりうる。
感情を交わせば、人となりうる。
その境はあいまいというよりも、
その人自身に依存しているのだろう。
アルフィーは自分の娘。
最後に出会ったマヤは本物のマヤ。
そうジョシュアは感じ、信じたのだろう。

そんなことを感じた映画。
* テーマ:映画感想 - ジャンル:映画 *
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