トスカーナの休日  
2004.03.21.Sun / 16:42 
「ネタバレ」あり。ご注意願います。

見たときの環境が悪かったためか、
(飛行機の中で、かなり眠い時間帯に見てしまったので、)
ちょっと偏った感想を持ってしまった映画でした。

順当に言えば、この映画のテーマは、未来への希望なのでしょう。
ふとしたきっかけではあったものの、今の人生を変えたいがために、
新しい家を購入したフランシス。
それは、未来の希望を信じたかったからなのでしょう。
彼女の夢は、自分の思ったとおりではありませんでしたが、最後には叶いました。
この、なんとも言えない人生の不思議さ。
人生は何が起こっても不思議じゃない、明日にでも何か幸せなことが起こりそう、
そんな気持ちにもさせてくれる映画です。

しかし、、、、、
私には、どうも、意味深というか、あやしいというか、
そんなシーンが多くある映画でした。

まず、最初のパーティー。
フランシスに酷評された作家が彼女に詰め寄ります。
「男の性の何たるかは、だんなに聞け」と。

フランシスの離婚の原因は映画では明確になってはいません。
しかし、彼女には子供がいないのにもかかわらず、
愛人には子供が出来た、、、

ゲイのツアーで、手紙の代筆を頼まれ、すばらしい文章を書くフランシス。
しかし、依頼された相手からは、「馬鹿にするな。」と怒られてしまいます。

フランシスが引っ越してきたばかりの頃に、
近所の人たちとパーティーを開いたのは良いが、
イタリア語を間違えて、
「私、しばらくご無沙汰なの、、」
と答えたり、、

フランシスをトスカーナの、あの家に導いたキャサリンの存在。
特に、愛人に自分の絵を描かせるシーンや、
噴水の前で映画の一シーンを再現するシーン。

まあ、映画の本題にはおそよ関係がなさそうなシーンばかり、
妙に印象深かったりしたわけです。

思うに、大都会の灰色の空の下では、フランシスは、くすぶっていたというか、
行き詰っていたというのか、相手を受け入れる余裕がないというのか、、、
そんな状況でいたのが、
美しいトスカーナの空の下、新しい人たちとの出会い、新しい恋と別れ、
そんなもろもろが、彼女を開放的に変え、
最後には、彼女という人間が明るく花開いた、、、
しかも、それは「性」がかなり関係しているのでは、、、、
なんか、そんな妙な感想を持ってしまった映画でした。
* テーマ:映画感想 - ジャンル:映画 *
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