2004.12.07.Tue / 17:46 
「ネタバレ」あり。ご注意願います。



等身大の男の子の冒険物語。
そして、大人にとっては、子供との距離をいかに保つかを
考えさせられた映画でもありました。

セザールは、半人前の男の子。
大人のような行動力や考え方。
でも経験や配慮のなさは、当然、子供。
父親が監獄に入ったと勘違いしたり、
友情と恋愛の間で揺れ動いています。

セザールは基本的には大人を信じていません。
子供にとっての大人とは、両親と先生のみ。
こいつらは、四六時中自分のそばにいて、
なんや、かんやといちゃもんを付けてくる存在。
そんな大人は、やはり信じられないのでしょう。
そして、大人もセザールに隠し事をします。大人の事情を説明しません。
子供には分からないから、、、、、
そんな大人の態度が、ますますセザールの不信感をあおり、
自分を子ども扱いするすべてを否定したくなります。
それは、セザール自身の劣等感の表れ。
自分にはいいところがある、でもそれを分かってくれる人はいない。

モルガンの父親探しの旅の途中、
はぐれたサラを探すため、単身、公園をさまようセザール。
確かに、モルガンの父親を見つけ、この旅は成功しました。
しかし、セザールにとってのこの旅は、
サラのため、自分が勇気をもって、踏み出した一歩であり、
その勇気をサラが認めてくれた旅でもありました。
それは、当然自分の良さを認めてくれた初めての人でもあります。

確かに、親と子供の距離のとり方は難しい。
冒険をさせたい、でも、まだ無理だ。
そして、すべてを話すには、まだ難しい年頃、、、、
映画の中のグロリアのように、子供の立場に立てたら、どんなにか良いだろう。
でも、親としては、すべてを許すには愛しすぎている、、、
しかし、それを乗り越えて良い関係を築くことも可能なのでしょう。
みんなが幸せになるハッピーエンドに、そんなことを感じました。
* テーマ:映画感想 - ジャンル:映画 *
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