オープン・ユア・アイズ  
2005.04.01.Fri / 23:15 
「ネタバレ」あり。ご注意願います。

この映画には2つの物語が入り混じって描かれていたように感じました。
一つは夢と現実との違いは何か? 
もう一つは、自分の顔への脅迫観念。

それらに通じるのは、人は何を信じるのか、ということのように感じました。
当然、なにを信じるかは、個人の価値観に依存します。

この映画は、どこからどこまでが、セサールの悪夢なのか明確に語っています。
それが信じられるのかどうかには、疑問はありますが、とりあえず信じるとすると、

セサールが現実世界で信じたもの。
それは、金、セックス、美女と美しい自分の顔。
そして醜い自分はすべてを失ってしまうという強迫観念。
逆に信じなかったこと。神、幸せ。
人の表情を演技と疑い、
そして「友情を失いたくない」という友の言葉を踏みにじりました。
そして夢の中。彼の選択は変わらないように思えました。
裏切りにも関わらず、変わらない友情を交わしたペライヨ。
醜い顔にも関わらず、愛してくれたソフィア。
親身にカウンセリングをしてくれたアントニオ。
自分が都合の良い様に作り出したのかもしれません。
しかし、それらの存在を信じず、捨て去り、
新しい顔が得られるであろう、新しい世界を選びます。
その世界はどのようなものなのでしょうか。
それは、わかりませんが、
すでに結論は出ているような気がしました。
同じ選択をすれば、同じ結論が待っている。
彼の悪夢は続くのではないか。
そんな気がしてなりませんでした。
* テーマ:映画感想 - ジャンル:映画 *
No.270 / タイトル あ行 /  comments(2)  /  trackbacks(1) /  PAGE TOP△ 拍手する
COMMENT TO THIS ENTRY
- from YAN -

ヤンさん、こんにちは!
この主人公は、自分の表面的な事ばかりを気にして、
人に対して誠実さのない男でしたね。
こういう男は、夢だろうが現実だろうが、
苦悩が待っているんだと思います。
(それでいいのだという願望も少々(^_^;)
新しい顔を得ても、同じ結論になると私も思いました。

SFを絡めた面白い作りになっていましたね。

2009.01.24.Sat / 16:36 / [ EDIT ] / PAGE TOP△
- from ヤン -

YANさん、こんばんわ。
 そうですね。この主人公は自分のことしか考えられない哀れな男だったですね。違う世界でも同じ苦悩に苦しむ。実は、これは永遠に続く地獄めぐりをしている男の物語? なんて、今更ながらに思えました。

それじゃ、また。

2009.01.25.Sun / 19:37 / [ EDIT ] / PAGE TOP△

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