キューティーハニー  
2005.05.03.Tue / 13:11 
「ネタバレ」あり。ご注意願います。

オリジナルのハニーは、クールで美しい女性。
しかし、映画版では、美しいというよりは可愛く、
クールには程遠い、天然ボケが入った、愛嬌あふれた女の子。
そして、過去の記憶を持たない女の子。
そんなハニーのけなげさが、なんだか、いじらしい映画でした。

ハニーと夏子、そしてシスター・ジル。
3人ともに、孤独を抱えています。
秘密を抱え、敵がいて、巻き添えを避けるため、孤独にならざるを得ないハニー。
仕事柄のためなのか、なぜか、他人に頼らない生き方をする夏子。
悠久の時の中、人間の愚かさに失望し、人への感情を無くし、孤独を選んだジル。
3人3様の孤独を抱えています。

ハニーが夏子に魅かれるのは、
ハニーにとって夏子の自立した生き方が理想的な生き方からなのでしょう。
夏子にとっては、ハニーは、ほって置けない存在なのかもしれないし、
自分が、かたくなに張っている殻を気にしない存在だからなのかもしれません。
お互いに、大切な存在となってゆきます。
ジルは、しかし、最後まで、
偏ってはいるが、自分に寄せられる愛に気づきませんでした。
そこが大きな違いなのでしょう。
ハニーは過去の記憶を持ちません。
唯一の記憶は、父と結んだ手のぬくもり。
それが本物であったということを確かめたかったのでしょう、
宇津木博士に、父がその時していた腕時計を探してもらいます。
ですが、最後に、この暖かかった思い出ともさよならをいいます。
「じゃ」っと。
その暖かなぬくもりに、留まることもできたのかもしれません。でも、
そこは、存在を確かめることができた、いつでも還ることができる確かな場所。
そして、守らなければならない友が現実世界にはいる。
だから、明るく分かれることもできる。
なにか、とてもけなげさを感じました。

映画初主演のサトリエさん。
慣れない(?)アクションシーン等で大変だったと思います。
しかし、一生懸命がんばっていたようです。
そんながんばりぶりが、ハニーのけなげさによく生かさているように感じました。
* テーマ:映画感想 - ジャンル:映画 *
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